FIA、マッサのフライングを見逃した原因を調査
このとき、マッサは規定の位置より2m前にマシンを止めていた(前から3番目のマシン)。
FIAは、ベルギーGPでスクーデリア・フェラーリ・マールボロのフェリペ・マッサがフライングしていたことに気が付かなかった原因について、調査を開始した。
マッサは、ベルギーGPでフォーメーション・ラップを終え、グリッドに着いたとき、規定のラインよりも2mほど前にマシンを止めていたものの、FIAはこのことに気づかなかった。通常であれば、こういったルール違反が起こらないように、マシンの底部と路面に取り付けられたセンサーでマシンの位置に間違いがないかわかるようになっている。しかし、今回はマシンと路面のセンサーがあまりにも離れていたため、センサーが感知できず、フライングしていることがレース・ディレクターに報告されることはなかった。
今回はレース直後に違反に対する抗議などが出なかったため、ベルギーGPの結果が覆ることはないとFIAは説明した。