FIA、エンジン回転数の変更を発表
「エンジンサウンドは、F1の象徴としては十分なものになる」とFIA。
FIA(国際自動車連盟)は、2014年から採用される1.6リッターV6ターボエンジンの回転数が1万2,000回転/分から1万5,000回転/分に引き上げられたことを発表した。
回転数の低下でエンジンサウンドの変化を危惧するF1プロモーターたちは、最低でもエンジンの最高回転数を1万8,000回転/分のままにとどめ、それができない場合は、F1の代わりにインディカー・シリーズを開催するという文書にサインしたが、FIAは今回発表した仕様であれば、エンジンサウンドはF1にふさわしいものになると予想している。
FIAは、回転数変更の経緯についてリリースで、次のように説明した。
「エンジンのパワーやエネルギーの管理に関して、エンジニアに柔軟性を与えるために、回転数を1万2,000回転/分から1万5,000回転/分へと変更した。エンジンがV6エンジンになり、エンジンの構造と回転数の変化でエンジンサウンドは現在とは違うものになるだろう。しかし、F1の象徴として十分なものになる」。