メルセデス、FIAの裁定を受け入れる
問題のタイヤ・テストでも走れず、若手テストにも参加できないサム・バードが一番の被害者?
(写真は2011年の若手テストで同年型マシンのMGP W02を駆るバード)
メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラ・ワン・チームは、21日(金)にFIA(国際自動車連盟)国際法廷より下された裁定を受け入れるという声明を発表した。
メルセデスとピレリは、5月15日(水)〜17日(金)までの3日間、スペインのカタルーニャ・サーキットで現行マシンを使用して2014年型のタイヤをテストし、これがシーズン中に現行マシンを使用したテストを禁止するというレギュレーション違反に該当する可能性があったため、その合法性を問う裁判が20日(木)におこなわれた。
FIA国際法廷は、21日(金)にメルセデスに戒告処分と3日間おこなわれるヤングドライバーズ・テストへの参加禁止を言い渡し、これを妥当な処分と判断したメルセデスは、裁定を受け入れた。
Photo by STINGER