FIA、無線の禁止事項を修正
マシンのパフォーマンスに関しては、今シーズンはこれまで通りやり取り可能に。
今週はじめに発表された、ドライバーとピットが無線を通じてやり取りできる内容が修正され、マシンのパフォーマンスに関しては、これまで通りやり取りできるようになった。
FIA(国際自動車連盟)は18日(木)、シンガポールで各チームの代表とミーティングをおこない、15日(月)に発表した無線の禁止事項にあった、マシンのパフォーマンスに関しては、これまで通りにやり取りができるように禁止事項を修正し、19日(金)に発表した。
15日に発表された禁止リストには、ドライバーのパフォーマンスに関する情報と共にマシンのパフォーマンスに関することも禁止となっていたが、マシンのパフォーマンスに関する情報は、2015年まで規制が延期された。
改定された、シンガポールGPからやり取りが禁止になる情報は次のとおり。
※無線、ピットボードのどちらでも使用不可
・サーキットの走行ライン
・縁石の使い方(どの縁石をどのタイミングで使うか)
・特定のコーナーでのマシンのセットアップのパラメーター
・ほかのドライバーとのセクタータイム比較、もしくは詳細なセクタータイムの比較
・ほかのドライバーとのコーナースピードの比較
・ほかのドライバーとのギヤ選択の比較
・基本的なギヤ選択
・ブレーキング・ポイント
・ほかのドライバーとのブレーキング状況の比較
・全体的なブレーキングの長さ、またはブレーキの使用状況
・ブレーキングでのマシンの安定性
・ほかのドライバーとのスロットルの使用状況の比較
・基本的なスロットルの使用状況
・ほかのドライバーとのDRS(可変リヤウイング)の使用状況の比較
・オーバーテイクに使用するボタンを使用するタイミング
・基本的なドライビング・テクニック
Photo by SCUDERIA Toro Rosso
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