予選がもっと面白くなる? FIA、予選に新しいノックアウト方式を採用へ
最後に残った2人のドライバーがポールをかけて闘う。
FIA(国際自動車連盟)は24日(水)、F1が新しい予選方式を採用することを発表した。
23日(火)にスイス-ジュネーブでストラテジー・グループとF1委員会の会議が開かれ、予選に新しい方式が採用されることになった。
来週のFIA世界モータースポーツ評議会で採用へ向けた最終調整がおこなわれ、正確な方式や導入の日程などが決定する。
新しい予選方式もQ1〜Q3にかけてポジションを争う形式自体は継承されるが、これまでと違う点は、Q1なら開始から7分、Q2なら開始から6分、Q3なら開始から5分経過した時点で1分30秒ごとに一番遅いドライバーがノックアウトされ、Q3では10人ではなく8人のドライバーがトラックに残り、最終的に2人のドライバーがポール・ポジションを争う。
新しい予選方式の概要は次の通り。
■Q1
・16分間
・開始から7分経過後、一番遅いドライバーがノックアウト。
・そこからチェッカーが振られるまで、1分30秒ごとに一番遅いドライバーが一人ずつノックアウト。
・Q1では7名のドライバーがノックアウトされ、15名がQ2に進出。
■Q2
・15分間
・開始から6分経過後、一番遅いドライバーがノックアウト。
・そこからチェッカーが振られるまで、1分30秒ごとに一番遅いドライバーが一人ずつノックアウト。
・Q2でも7名のドライバーがノックアウトされ、8名がQ3に進出。
■Q3
・14分間
・開始から5分経過後、一番遅いドライバーがノックアウト。
・そこからチェッカーが振られるまで、1分30秒ごとに一番遅いドライバーが一人ずつノックアウト。
・Q3では最終的に2名のドライバーが最後の1分30秒までトラックに残り、最終的なポジションが決定する。
・各セッションの最終的なノックアウトは時間切れではなくチェッカーにより決定する。
【STINGER】
Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team