FIAとFOTA、ふたたびモナコで会合
15日(金)に、イギリスで行われたFIA、FOTA(全チームから名なる組織)、F1の最高権威であるバーニー・エクレストンが出席した会合では合意にいたらなかったチームの年間予算案だが、19日(火)にモナコでふたたび会合を開くことに。
新予算案に反対するチームへ、代替案の提出を求めているFIAのマックス・モズレー会長は、予算に若干の余裕を持たせても良いと考えている。
また、モズレー会長は、来期のF1GPエントリー提出期限である、今月の29日(金)までに問題を解決できない可能性を認めている。
「この問題が解決するのは、夏の終わりごろになってしまいそうだ。そうなると、チームは遅れてエントリーを提出することになるだろうし、来期用のマシンをどうするか決められるのは、問題が解決してからになるだろう」。
エントリーは、期限が過ぎた場でもレイト・エントリー料を支払えば、エントリーできる。
※F1参戦チームの年間予算案(バジェット・キャップ)
FIAが2010年から導入しようとしている年間予算案は、基本的に4000万ポンド(59億円)を上限とするもの。予算がそれを上回っても問題はないが、限度内に予算を抑えると、現在は制限されている一部の制限が解除され、レースを
有利に戦えることとなる。このように、2つのレギュレーションがF1に存在することに反対しているスクーデリア・フェラーリ、BMWザウバー・F1・チーム、レッドブル・レーシング、パナソニック・トヨタ・レーシングは撤退も辞さない構え。
FIAが2010年から導入しようとしている年間予算案は、基本的に4000万ポンド(59億円)を上限とするもの。予算がそれを上回っても問題はないが、限度内に予算を抑えると、現在は制限されている一部の制限が解除され、レースを
有利に戦えることとなる。このように、2つのレギュレーションがF1に存在することに反対しているスクーデリア・フェラーリ、BMWザウバー・F1・チーム、レッドブル・レーシング、パナソニック・トヨタ・レーシングは撤退も辞さない構え。