FOTA、シューマッハのテストに同意
GP2のスリックタイヤ(溝なしタイヤ)を履いたF2007をドライブするシューマッハ。
FOTAは、ハンガリーGPの予選中に負傷したフェリペ・マッサ(スクーデリア・フェラーリ・マルボロ)の代わりに、次戦のヨーロッパGPからF1に復帰するミハエル・シューマッハが今期のマシンでテストを行うことに同意。
今期は、基本的にシーズン中のテストが禁止されているため、フェラーリはFOTAのメンバーに対し、急遽F1復帰が決定したシューマッハにテストを行う許可を求める手紙を送っていてた。FOTAはフェラーリの要請に同意したものの、シューマッハがF60をテストするためには、FIAと、FOTAに属していないAT&T・ウィリアムズとフォース・インディア・F1・チームの同意が必要。
既報のとおり、感覚を取り戻したいシューマッハは、7月31日にフェラーリ所有のムジェロ・サーキットで、自身が個人的に所有する2年落ちのF2007でテストを行った。
「今年はチームがシーズン中にテストを行うことが禁止されているから、F1顧客部門に頼んでテストをしてもらったんだ。F60とはスペックが全く異なるからタイムは参考にならないけど、ドライブできることは分かったし、今の体にどのように影響が出るか見てみるよ」。
※FOTA
AT&T・ウィリアムズとフォース・インディア・F1・チームを除いた8チームからなる組織。