日本GP フリー走行1 序盤
<09時30分>
フリー走行の開始まで30分。鈴鹿の空はどんよりと、いまでも降り出しそうな雲行きを見せている。
気温は23℃、路面温度は、27℃。気温的には、昨日までより秋らしい状況になっている。
フリー走行1回目は、10時にスタートする。
<09時59分>
小林可夢偉は、日本仕様の白いヘルメットでスタートする。イスパニアの山本左近も、コクピットに座っている。
<10時00分>
アルゲルスォリ/17トロ・ロッソ、左近/20イスパニア、トゥルーリ/18ロータス、可夢偉(カムイ=小林可夢偉)がコースイン。
気温は23℃、路面温度は29℃へと、若干上昇した。
<10時08分>
すでに確認走行を済ませていたアロンソ/8フェラーリが、もう一度コースに出、1周してピットに戻った。
<10時10分>
ブエミ/16トロ・ロッソ、ハイドフェルト/22ザウバー、マッサ/7フェラーリが、二度目のコースイン。
<10時17分>
アルゲルスォリ/17トロ・ロッソ、ペトロフ/12ルノー、フェッテル/5レッドブル、クビツァ/11ルノーも2周目を回ったが、誰もまだメイン・ストレートを通過していない。
<10時20分>
ハミルトン/2マクラーレンが2回目の確認走行を終え、バトン/1マクラーレンが初めてメインストレート前を通過。いよいよ、場内のムードが盛り上がってきた。
<10時21分>
鈴鹿のコースは、スパ-フランコルシャンとともにチャレンジングといわれるが、その上に重ねて、新旧2種類の路面がある。
<10時25分>
左近/20イスパニアがコースインした。山本左近は、自他ともに認める”鈴鹿育ち”。同僚のB.セナとの”バトル”が注目される。
<10時27分>
左近/20イスパニアが最初に、周回を記録した。1分42秒950。その直後に可夢偉がピットを後にした。白いヘルメットがまぶしい。
<10時28分>
左近とともに、日本の可夢偉は、鈴鹿はホームコースのように思われがちだが、去年のフリー走行初日を除けば、「7年ぶり」(可夢偉)。しかし、コースの下見もせず、「2周あればコースが分かる」とコメントした。ある意味のプレッシャーを自らにかける、可夢偉独特の自己コントロールをしているのかもしれない。