マルーシア、ロシアGPは1台のみ出走
ロシアGPは一台体制でに臨むことに。
マルーシア・F1・チームは10日(金)、今週末開催されるロシアGPでは、ジュール・ビアンキの代わりのドライバーは走らせず、1台体制で参戦すると発表した。
9日(木)の段階で、ロシアGPのエントリー・リストにはアレキサンダー・ロッシの名前が記載されていたため、ビアンキの代役はロッシが勤めるのではと予想されていたが、今GPはマックス・チルトン1台のみの出走で決定した。
ビアンキは5日(日)におこなわれた日本GP決勝の終盤、42周目にターン7でクラッシュしたザウバー・F1・チームのエイドリアン・スーティルのマシンを回収しようとしていたクレーン車に衝突。頭部に深刻な外傷を負ったビアンキは手術を受け、7日(水)にチームからびまん性軸索損傷と呼ばれる、頭部に怪我を負ってから6時間以上意識不明が続く状態であることが発表された。チームによると、7日の時点では危険な状態ではあるものの、安定した状態であることが明らかになっている。
Photo by Marussia F1 Team