グロジャン、アブダビGP決勝で20グリッド降格に
予選トップ3に入っても、決勝は20番グリッドからスタートし、レースタイムに5秒加算に。
ロータス・F1・チームのロメイン・グロジャンに、23日(日)におこなわれるアブダビGP決勝で20グリッドの降格処分が下された。
ドライバー一人あたりが年間使用可能なパワーユニットを構成するエンジン、MGU-K(運動エネルギー回生装置)、MGU-H(熱エネルギー回生装置)、エナジーストア(バッテリー)、ターボ・チャージャー、コントロール・エレクトロニクスは5基までと定められていて、グロジャンはアブダビで6基目のエンジン、ターボ・チャージャー、MGU-H(熱エネルギー回生装置)を投入したため、合計で20グリッド降格することになってしまった。
この降格ペナルティは必ず消化しなければならないため、通常であれば今週末に消化しきれない分は次戦に持ち越しになるものの、今回は最終戦ということに加えて、参戦しているマシンは全部で20台なので、本来消化しなけらばならない残りのグリッド数に関しては、未消化数に応じて、レースタイムにタイム加算ペナルティが追加される。未消化分の降格グリッドに対して加算されるタイムの条件は次の通り。
・1〜5グリッド分:レースのタイムに5秒加算。
・6〜10グリッド分:レースのタイムに10秒加算。
・11〜20グリッド分:ドライブスルー・ペナルティ。
Photo by LOTUS F1 TEAM