ピレリ-GP2アジア レース1 レビュー
スクーデリア･フェラーリ･マールボロのテスト･ドライバーとしても知られるジェール･ビアンキ(ロータスARTチーム)が勝利。
ピレリで新たに開発されたPZeroタイヤは、GP2シリーズ唯一のタイヤ･サプライヤーとしてデビューし、本日行われたGP2レースを成功で終えた。
レース1は、プレシーズン･テストが行なわれていた際にも使われた、ヤス･マリーナ･サーキットのショートコースである、4.70kmのトラックで開催された。
木曜日に行なわれたフリー走行と予選を通して、ピレリのPZeroタイヤは良く機能し、Damsチームのロメイン･グロジャンが1:36:041をマークし、ポールを獲得した。
金曜日に行なわれたレースでは、レースの総周回数の4分の3以上でPZeroタイヤを上手く扱ったファビオ･レイマー (Rapaxチーム) とチャールズ･ピック(Addaxチーム)がレースを制したが、最終的には、ジェール･ビアンキ(ロータスARTチーム)がトップに立ち、2番手にロメイン･グロジャン(Damsチーム)、3番手にダビデ･バルセッチ(チーム･エアアジア)のオーダーでフィニッシュした。
◆マリオ･イソラ(ピレリ レーシング･マネージャー)
「GP2のミディアム･コンパウンド･タイヤにとても満足している。レースでは、スタートからフィニッシュまで申し分の無い状態であり、そのパフォーマンスを予選やフリー走行でも見せていた。ポジティブなスタートが切れたことをうれしく思う」。
【翻訳:Atusi Kitami】
