GP2第二レース
ドイツGPのスタートを午後2時に控えたニュルブルクリンクは、雨模様の中で、午前10時30分にサポートレースのGP2がスタートした。
スタートで小林可夢偉が素晴らしいダッシュを見せた。昨日の第一レースを15位からスタートした可夢偉は、もうひとつポジションを上げればリバースグリッドポールポジションだったが、残念ながらひとつ届かない9番手。そのウップンと、車両規定によるフラストレーションを晴らすようなダッシュを決め、ウェットコンディションを換気にコントロールして1周目を終えた時点で2番手に付けることに成功した!!
2周目に第一レースのウィナーであるヒュルケンバーガーに2位を譲ったものの、その後首位のペトロフがドライブスルーのペナルティで後退し、挽回して可夢偉とパレンテの間で激しい2番手争いを展開。雨が上がって徐々に乾いていく路面で、可夢偉はペースを上げられず3位となった。
しかし、車両規則などの状況を総合的に見て、3位表彰台は100点満点。「あれ以上は無理です」、と表彰台の小林可夢偉は久しぶりの笑顔を見せた。
1. ヒュルケンバーガー
2. バレンテ
3. 小林可夢偉
4. ペトロフ
5. グロジャン
6. ヴィレ
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