GP2第二レース
第二レースを制したN.ヒュルケンバーガー。
土曜日に行なわれた第一レースで、20番手からスタートした小林可夢偉は、いつものようにうまいスタートを決めて17番手に順位を上げ、粘りのレースを展開、タイヤ交換のタイミングを見事に見極め、リスキーなーコースでクラッシュやコースオフが続出する中で9番手でゴール。その後、8番手だったP.マルドナルドがペナルティを受けたことで、リバースグリッドのポールポジションから第二レースをスタートした。
スタートでやや出遅れた小林可夢偉だったが、トップに立ったS.ペレスがコーナーを曲がり切れず、小林可夢偉がトップを奪い返して1コーナーを回った。
しかし、このとき、ペレスと軽く接触したか、小林可夢偉はフロントウィングを傷め、走行中にフロントノーズが外れかかったために、ピットインして修復を命じる”オレンジボール”を提示され、トップを譲ることになって惜しいレースを失った。
優勝は、第一レースのV.ペトロフに続いて2位だったポイントリーダーのN.ヒュルケンバーガーだった。
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