GP2第二レース
第二レースを制したヴァン・デ・ガルデ。
<10時30分>
サポート・イベントのGP2ユーロシリーズ第8大会の第二レースがスタートした。
土曜日の第一レースの予選を、ウェットコンディションをうまくコントロールした小林可夢偉は10位からスタートし、レースも上手く運んで8位でゴール。リバースグリッドとなる第二レースのポールポジションを手に入れたが、5番手のヌネスが25秒ペナルティで後退したため、第二レースは2番手グリッドからのスタートとなった。
常にでダッシュを決めて数台を交わすスタート名人の小林可夢偉だが、今回はいつも通りにいかずに1コーナーを4番手で回った。後続組が第一コーナーで大混乱し、ポイントリーダーのヒュルケンバーガーなど3台が消え、23台中8台が消えた第一レース同様の混沌のレースを予感させた。
<10時42分>
2周目のオールージュから続く長いストレートからのシケインで、トップのモルタラとマルドナルドが先陣争いの末にマルドナルドがコースオフ、コースに戻ったことろにマルタラが接触してハーフスピン、後ろにいた小林可夢偉の後輪をつつく形で小林可夢偉もスピン、17番手に順位を落としてしまう。
このアクシデントでセーフティカーが入る。トップは、スーパー・アグリF1チームで日本にお馴染みになったギド・バン・デ・ガルデ。
<10時55分>
すでに8台が消えている。17番手に落ちた小林可夢偉は、11番手まで挽回、前を行くヴィラを追っている。
<11時12分>
ヴァン・デ・ガルデは、その後も順調にラップを重ね、18周レースを逃げきった。小林可夢偉は11位だった。
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