F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

レーシング・エンジニアリングのマシンをドライブする可夢偉。

日本GPの金曜日、体調不良のT.グロックに代ってセッション初日のフリー走行1でトヨタTF109のステアリングを握った小林可夢偉は、日本GPの鈴鹿からスペインのヘレスに飛び、GP2のテストを行なった。

可夢偉は、今シーズン、GP2アジアのチャンピオンを奪って本シリーズのユーロ･シリーズにチャレンジしたが、体重の軽さが不利に働くレギュレーション変更に手を焼き、不調から脱せないままシーズンを終えていたが、今回のテストから、レーシング・エンジニアリングのマシンに乗り、午前セッション3番手、午後セッショントップタイムを記録して実力を再認識させた。

テストを終えた可夢偉は、8日朝の便で東京に取って返し、週末のモータースポーツ･ジャパンで、中嶋一貴たちとともに、デモランやトークショーを行なっている。

なお、11日午前10時20分からのトークショーで、サプライズが発表されるのではないか、との情報がある。