波瀾の予感–カナダGPフリー走行3
2015F1GP第7戦カナダGP。予選を午後に控えたフリー走行は、波瀾含みの展開を見せた。
トップタイムはロズベルグ+メルセデスだったが、ハミルトン+メルセデスがほとんど走らず、最も遅いタイム。
好調フェラーリのライコネン+フェラーリが2番手に着けたが、以下、グロジャン+ロータス、ボッタス+ウィリアムズ、ペレス+フォースインディアのメルセデスのパワーユニット勢が上位に連なった。
ただし、終盤、ナッセ+ザウバーがタイヤを暖めるべくマシンを大きく左右に降るウェービング中に、ストレートでサントロールを失ってクラッシュ。赤旗中断のままセッションが終わった結果ではある。
マクラーレン・ホンダは、今回、規定の開発権実行のための”トークン”を使って進化型のパワーユニットを投入してきたが、アロンソが序盤を走れず僅か3周だけの計測、バトンは、セッション開始早々にリヤブレーキから白煙を上げるトラブルもあり、18周をこなしたが、トップから2.8秒遅れの15番手に留まり、苦境を味わっている。
予選は14時(日本時間翌7日2時)から行なわれる。
2015F1GP第7戦カナダGPフリー走行3結果
1. ロズベルグ+メルセデス
2. ライコネン+フェラーリ
3. グロジャン+ロータス
4. ボッタス+ウィリアムズ
5. ペレス+フォースインディア
6. クビアト+レッドブル
7. マッサ+ウィリアムズ
8. フェッテル+フェラーリ
9. サインツ+トロロッソ
10. マルドナルド+ロータス
11. エリクソン+ザウバー
12. フルケンベルグ+フォースインディア
13. リカルド+レッドブル
14. ナッセ+ザウバー
15. バトン+マクラーレン・ホンダ
16. フェルスタッペン+トロロッソ
17. スティーブンス+マノー・マルーシア
18. アロンソ+マクラーレン・ホンダ
19. メルヒ+マノー・マルーシア
20. ハミルトン+メルセデス
photo by McLaren