スペインで何が起きるか–ロシアGPトップ3会見/From the floor
結果的にスタートがすべてを決めたレースだったが、ボッタスの初優勝がかかっていたことで、フェッテルのタイヤ交換後の最終スティントは見応えがある展開だった。
いよいよ次は、本場ヨーロッパラウンド初戦のスペインGP。本格スタートのそこに向けての3人のコメントが興味深い。
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—-占い用の水晶玉はありませんが、次のレースでは多くのチームがかなり違うクルマを持ってくると思います。その変化は、新しいレギュレーションでここまでの4戦で得た多くの知識を反映したものだと思います。シーズンの次のフェーズでは、大きく変化する可能性はあると思いますか?
バルデリ・ボッタス:すべてのクルマはシーズンを通して、かなり速くなると思う。大きなルール変更があった時はいつも進歩は大きくて、そのステップも大きいからね。年間通して、ラップタイムは上がっていくだろうね。どのチームも同じだと思うし、多くのリソースをもってるトップチームは、さらに改善するだろうね。僕たちも大きく改善できることを願うよ。でも、ドラマティックな何かはないと思う。クルマは速くなって、ダウンフォースが大きくなって、トラックとすべてのコンパウンドでのタイヤへの理解が深まっていくよ。
セバスチャン・フェッテル:そうだね、ちょうど水晶玉を買うべきか考えていたところだよ。いつもここで将来のことを聞かれるからね。でも僕たちは水晶玉を持っていないよ。
驚きもあるかもしれないし、メルセデスと僕たちが競ったレースすをするかもしれない。そう願ってるよ。そして、レッドブルがそこにいることもね。彼らは強いチームだし、どうやって速いクルマをつくるかを知ってるから、そうなればエキサイティングだよね。僕たちは正しいスタッフと道具を持ってる自信があるし、前進するだろう。明らかに、ライバルが何をしてくるかにかかってるね。
キミ・ライコネン:2週後をみてからだよ。なにしろ、最初の本当のヨーロッパラウンドだからだ。見てみようよ。
【翻訳:Masataka Hoshi】
Photos by
MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team
Ferrari S.p.A / CalLoALbanese