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“本当に1-2できなくて残念だった?” 今回も鋭い突っ込み:シンガポールGP記者会見決勝編 — Questions from the floor

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F1の会見での報道陣からの質問は、鋭い突っ込みがあってちょっとドキドキする。シンガポールGPレース後のトップ3会見では、片割れのニコ・ロズベルグがリタイアしたことについて、ルイス・ハミルトンに、”本当に1-2できなくて残念だった?”という、ちょっとばかり意地悪な質問も。

会見出席ドライバー
優勝:ルイス・ハミルトン
2位:セバスチャン・フェッテル
3位:ダニエル・リカルド

Q.ルイス、この勝利はだれに捧げたいですか? 
ルイス・ハミルトン(以下、ハミルトン):考えてないよ。誰かに捧げたいレースはホンの少しだけあるけどね。ボクのファンに捧げたいね。ファンのみんなはボクの勝ち負けに関係なくメッセージを送ってくれるし、イギリス国旗を持ってきてくれるからね。

Q.ダニエル、レース中にラジオでパワーを失っていると言っていたけど、何が起きていたのでしょうか? チームはその問題を正しく修正して助けてくれましたか? 
ダニエル・リカルド: レース中は、パワーがなくなったり、戻ったりが続いていたよ。セーフティ・カーの後は、パワー・ダウンが続いていたね。いくつかの問題を抱えていて、ボク達はそれを修正しようとトライしたけど、全てクリアにはならなかった。これが少しだけレースに影響したね。最後まで問題は起きていたから、ボク達はその原因を見つけて、修正しないとね。普段だったら、数周で問題をクリアにできるけど、今回はレースを通じて問題があったからね。もし、チェッカーを受けられなかったら、少しフラストレーションを感じただろうね。ボク達は、問題を見つけて、日本までには修正するよ。

Q.セバスチャン、ダニエル、最後のサード・スティントは硬い方のタイヤでしたね。セーフティ・カーが入ると思ったのでしょうか?
セバスチャン・フェッテル:ボクの場合、フェルナンドにピットで逆転されたからだね。彼と同じことをしたらポイントを失うと思って、逆のタイヤ(プライム)を選んだのさ。

そして、最終スティント、彼は後ろになった、プラン通り。後から分かったことだけど、ボク達はタイヤ交換が早かった。タイヤのライフは終わっていた。最後までタイヤが持ってくれてラッキーだったね。

Q.ルイス、ポディウムでメルセデスは1-2フィニッシュを望んでいたと言っていたけど、ドライバー・チャンピオンシップの観点で、あたなは本当にニコがフィニッシュできなくて残念ですか?
ハミルトン:もちろんだよ。ボクは7ポイントゲインできることを望んでいたよ。今日はボーナス以外の何物でもないね。エクストラ・ポイント(本来得られていた以上のポイント)に助けられた。

何度かどちらかのマシンがフィニッシュできないことがあったけど、ボクはこれからも1-2フィニッシュが続くことを望んでいるよ。今日は、チームにとって100%ハッピーじゃない。ボク達はきちんと勝って、1-2フィニッシュをして全てを支配したいのさ。その結果にならなかった時は、何が起きたか把握しないとね。ライバルはボク達よりも少しばかり信頼性がある。ボク達はこの点でもっと改善できるはずだ。

【翻訳:Masataka Hoshi】
Photo by Ryoichi Fukaya
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