GPホットライン 09-15 日本 1/5
◆ファンもドライバーも熱くなるサーキット、鈴鹿!
羽端恭一(以下、羽端) やっぱり「鈴鹿」は、なぜかはよくわからなかったりするんだけど(笑)TVで観ていても”絵柄”はいいし、たしかにワクワクしますね!
[STINGER-山口正己(以下[STG]) そうでしょう! ”鈴鹿サーキット”という空間そのものが、ある種別世界のイメージがありますから。
羽端 というと?
[STG]コース・レイアウトがF1の舞台のなかでも、全ドライバーが”最もチャレンジング”と証言していることもありますが、運営している方々やコースを管理するオフィシャルのマインドが「楽しんでほしい」という気概でいることを今年も強く感じました。
羽端 おー、迎え入れの態勢ですね?
[STG]レースが始まる前に、オフィシャルが、観客席に向かって整列して一礼して、”どうか楽しんでください”と伝えたり。
羽端 へー、それは、ほかではあんまりないような?
[STG]見たことないです。まぁ、あまり杓子定規になると、ちょっと過剰な気もしますが、とにかく、”一緒に楽しみたい”というムードがあふれています。
羽端 そのオフィシャルって、鈴鹿では何人くらいいるんですか?
[STG]聞いて驚くなよ、の450人です。この人数が”一体感”を持っているのはちょっと凄いことだと思います。
羽端 それと、雨は結局、金曜日の一日だけで、これはとてもよかったですね。
[STG]・・・ですね。これが逆だったら、シュンとして帰らなくちゃいけなかったかも(笑)。秋晴れの空が、とてもきれいでした。友人のフォトグラファーは、「スタートが迫力がありながら、誰もぶつからずにとてもきれいに決まった。秋晴れのきれいな空と、きれいなスタートが2009年を思い出す時に象徴的なイメージとしてインプットされたよ」といっていました。