F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

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GPホットライン 09-15 日本 5/5

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◆トヨタとF1と新社長の関係
[STG]ところで、トヨタF1撤退の噂ですけど、基本的には、コンコルド協定にもサインしたし、トヨタはまだまだ”やめない”と思いますよ。

羽端 ・・・ですよね、私は、「いまのトヨタ」は、少なくとも当分は撤退はしないという説を持ってます。
[STG]協定というのは、違約金を払えば・・・ということもあるけど、もし万が一、そこまで身勝手なこと考えているなら、そんなことをすると、F1に限らず、ヨーロッパの自動車業界でどういう扱いをされるか考えるべきでしょうね。F1はFIA(国際自動車連盟)が統括していることを忘れない方がいいと思います。

羽端 新社長の豊田章男さんね、彼はあるところで、モータースポーツについては「参加型」が大事だということを語っています。
[STG]しかし、社長が変わったので変えます、というのは、自己チューのあまりお勧めできない判断と思います。

羽端 ご自身も「参加」してるしね。09年のニュル24時間には、ドライバーとして出場してるでしょ。これ、社長になると行動が制限されるかもしれないので、就任直前に、駆け込みで(笑)ドライビングしたといわれてるんだけど。「ニュル」についてもね、例のオールド・コースを、もう10年くらい、トヨタのテストドライバーNさんの指導を受けながら、走りつづけてるんだそうで。あの20数キロのコースを覚えちゃったらしいし!? つまり、レースの「現場」をかなり、体験として知っている(と思われる)社長さんなんですね。実際にエントラントになってみれば、どんなクラスであれ、レースでの「優勝」が簡単ではないというのは、すぐにわかるはずで。
[STG]章夫社長が参加しているジャンルとF1はベツモノだからなァ。その認識をトヨタの方々には考えてほしいですね。

羽端 F1はもちろん、「参加型」なんかではないけどね。それと、参加型がすべてであるとコメントしてるわけではない。まずは、もっとモータースポーツを身近にしたいという意味で、質問者に対して、まずは参加型からと答えたのかもしれないし・・・。
基本的に章男さんは、モータースポーツそのものは、否定してないどころか、すごく肯定的に見ている。ですから、その最高峰(F1)に、これからも関わっていたいということはあるんじゃないかと思う。
[STG]気になるのは、参加型のモータースポーツが分かっている=F1かわかっている、という誤解です。自分の趣味でやったりやめたりする、ということは、相手の都合を考えていない、ということにもなりかねません。

羽端 でも山科さんにしても、トヨタの側から、F1を「やめたい」という声を発したことは、一度もないのでは?
[STG]自動車メーカーにとって最も大切なことは、”場に貢献すること”。もちろん、その”場”F1というクォリティの高い世界なので、そこに貢献して戦っていることを宣伝に使うのは大いにアリですが、順番はあくまで”貢献”が先です。それができない限り、日本人が”金持った黄色い猿”呼ばわりする時代は終わらないと思います。メーカーが勝手にやめるのは事情もあるでしょうから止める権利は誰にもありませんが、その結果として、日本人である我々にも、あらぬ火の粉が降りかかっていることを、しっかり認識してほしいところです。富士のF1をほっぽり投げて、F1もや〜めた、と言うのは絶対にナシにしてほしいです。

【GPホットライン 鈴鹿 - 西湘】
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