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GPホットライン 09-17 アブダビGP 2/2

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◆可夢偉で思い出す、中嶋悟さんの”至言”
羽端
 そういえば、この「とりあえず」っていうのは、可夢偉の口癖みたい
で、インタビューでしょっちゅう使うけど、これをむずかしく(笑)ホンヤクすると、「ぼくがいま、この段階でできることは……」とか「そのとき
に、最もしなければならなかったことは……」というような意味ではないですかね? 
[STG] なるほど、確かにそうですね。
羽端 それと、可夢偉がすぐに「F1」を乗りこなせている(ように見える)ことについては、テストで走ってるからアタリマエという部分のほかに(可夢偉は、きっと、こう答えますね!)私は、中嶋悟さんの「あの発言」を思い出してました。
[STG] 「地面から離さないように走る」ってあれですね。
羽端 そうです、スティンガー・マガジン創刊号に載ってたやつ。「地面から離れるか離れないかのところで」という……。
[STG] この視点からレーシング・ドライブを見ていくと、どんなクルマであっても、やることは同じ。”いかにタイヤを地面から離さないで走るか”になりますよね。
羽端 そう、F1に乗っても、驚かないで済む!(笑)
[STG] 離れるか離れないかのギリギリを探る、ここが肝心なわけですから。
羽端 
この視点があると、あのカテゴリーなら離れるけど、これは離れないな……とか、カテゴリーによる違いも、すぐに見えてくるのでは? 可夢偉だったら、まったく別の表現をするかもしれないけど、でも可夢偉は、悟さんが言われたようなセンサーを、他の人より強く持っていて、そしてそのセンサーの感度や
性能が高いと思う。
[STG] その能力は、一貴も同等と、私は見ていますけどね。
羽端 可夢偉は、それを、鍛えてきた《野獣的なカン》とともに駆使する。だから、カテゴリーを乗り換えても、適応が早いんじゃないでしょうか。
[STG] それをトヨタ・チームがしっかり受け止めてあげた。ウィリアムズは、特に終盤、トヨタとの別れ話があったから、なんだかナァ、と。
羽端 え?
[STG] いや、独り言です(笑)。一貴の言う「いいとこ取りされちゃったみたい」というのをちょっとだけ代弁してあげたいな、と(笑)。

◆ブリヂストンの「撤退」というニュースを”読む”
羽端
 ところで、なんか、シーズンの終わりで、いろんなニュースが飛び込んできますね。
[STG] いろいろありますね。
羽端 そのなかで一番心配なのは、ブリヂストンの”撤退”です。F1そのものの存続に関わってくるんじゃないか……といっても、でも、たぶん、ヨーロッパの”レース屋”さんたちは、すぐに何とかすると思うけど?
[STG] ブリヂストンの”交渉”だと思っています。というか”思いたい”(笑)。
羽端 というと?
[STG] F1はヨーロッパのモノだと言うじゃないですか。ブリヂストンはそこにタイヤをまさに”供給”している。
羽端 場に貢献している。
[STG] そう。なのに、F1の都合で、振り回されるのはもうゴメンだよ、と。
羽端 つまり、一種の交渉術? でも、それなら、「撤退も考えている」といった観測記事を、まずメディアにリークするんじゃないかなあ?
[STG]
いや、”敵を欺くにはまず味方から”って言うじゃないですか。分かりませんけど、そういう方向があるかもなぁ、と。交渉ってそういうもんだと思います。ブ
リヂストンの安川ひろしブリヂストン・モータースポーツ推進室長は、この人がいなければブリヂストンのF1進出はなかったというスケールの人で、その辺りの状況認識が抜群にできる人のはずですから。
羽端 心配なのは、日本企業への影響です。あのBSさんも、ついに、関わることをやめるのか……というやつ。BSさんでもやれないんだったら、じゃあ、うちも……と。
[STG] それは怖い(笑)。何せ日本人は、”赤信号、みんなで渡れば怖くない”、ってんで、トヨタもついでに「辞めます」、と言われちゃったら困るなァ、みたいな。
羽端 いや、トヨタは、私はカンだけでいってますけど(笑)、ここは、少なくともしばらくは、やる! 降りない!
[STG] そう願いたいですね。今月中の取締役会の検討事項になっているらしいですけど、可夢偉の活躍を見て、夢を与えることができる立場にいることを分かっていただければと思いますが。
羽端
 2010年、赤と白のマシンには、可夢偉が乗っている! 来年、まずは、それを楽しみたい! そして、まだBSも浜島さんも、2010年には”F1にいる”んですから!
[STG]
そう! もう少し欲張って、”一貴/可夢偉コンビ”をね!! そうして”夢をもたせること”が、トヨタがF1に参戦した最大の理由だったはずですから。

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【11月02日 西湘 - シンガポール(帰り道)ホットライン】
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