ピレリ、マレーシアGPの各ドライバーのタイヤ配分を発表
全ドライバーがソフトを一番多く選択。ロズベルグとハミルトンは違った配分に。
ピレリは、30日(金)〜10月2日(日)におこなわれる第16戦マレーシアGPで各ドライバーが使用するタイヤの配分を19日(火)に発表した。
マレーシアGPでは次の3種類が投入される。
P Zero オレンジ(ハード)
P Zero ホワイト(ミディアム)
P Zero イエロー(ソフト)
この組み合わせはスペイン、イギリスに続いて3回目となる。
ピレリが指定した、レース中に使用しなければならないタイヤは次の通り。
P Zero オレンジ(ハード):2セット
予選Q3のために残しておく必要がある3種類の中で一番柔らかいタイヤは次の通り。
P Zero イエロー(ソフト):1セット
昨年までのルールと同じように、予選トップ10入り(Q3に進出)したドライバーはこのタイヤを予選後にピレリに返却しなければならないが、それ以外のドライバーはそのタイヤをレースで使用することが可能となっている。
また、予選トップ10入りしたドライバーがレース・スタート時に履くタイヤはQ2で最速タイムを出したタイヤとなっている。
フリー走行、予選、レースで使用できるタイヤの総セット数は昨年までと同じ13セットのままで、事前に使用することが決定している上記3セット以外の残り10セットは、その週末に投入されることが決定している3種類のコンパウンドの中から各チームが自由に選ぶことができる。
■今年の全レースのタイヤの組み合わせは以下の通り。
パープル | レッド | イエロー | ホワイト | オレンジ | |
オーストラリア | スーパーソフト | ソフト | ミディアム | ||
バーレーン | スーパーソフト | ソフト | ミディアム | ||
中国 | スーパーソフト | ソフト | ミディアム | ||
ロシア | スーパーソフト | ソフト | ミディアム | ||
スペイン | ソフト | ミディアム | ハード | ||
モナコ | ウルトラソフト | スーパーソフト | ソフト | ||
カナダ | ウルトラソフト | スーパーソフト | ソフト | ||
アゼルバイジャン | スーパーソフト | ソフト | ミディアム | ||
オーストリア | ウルトラソフト | スーパーソフト | ソフト | ||
イギリス | ソフト | ミディアム | ハード | ||
ハンガリー | スーパーソフト | ソフト | ミディアム | ||
ドイツ | スーパーソフト | ソフト | ミディアム | ||
ベルギー | スーパーソフト | ソフト | ミディアム | ||
イタリア | スーパーソフト | ソフト | ミディアム | ||
シンガポール | ウルトラソフト | スーパーソフト | ソフト | ||
マレーシア | ソフト | ミディアム | ハード | ||
日本 | ソフト | ミディアム | ハード | ||
アメリカ | スーパーソフト | ソフト | ミディアム | ||
メキシコ | スーパーソフト | ソフト | ミディアム | ||
ブラジル | ソフト | ミディアム | ハード | ||
アブダビ | ウルトラソフト | スーパーソフト | ソフト |
※2016年はレギュレーションにより、タイヤの組み合わせは14週間前に決定しなればならないが、ヨーロッパ・ラウンドに関しては最終期限が8週間前となっている。