ピレリ、日本GPの各ドライバーのタイヤ配分を発表

全ドライバーがソフトを一番多く選択。ロズベルグとハミルトンはマレーシアと同様に違った配分に。
ピレリは、10月6日(金)〜9日(日)におこなわれる第17戦日本GPで各ドライバーが使用するタイヤの配分を27日(火)に発表した。
日本GPでは次の3種類が投入される。
P Zero オレンジ(ハード)
P Zero ホワイト(ミディアム)
P Zero イエロー(ソフト)
この組み合わせはスペイン、イギリス、マレーシアに続いて4回目となる。
ピレリが指定した、レース中に使用しなければならないタイヤは次の通り。
P Zero オレンジ(ハード):2セット
予選Q3のために残しておく必要がある3種類の中で一番柔らかいタイヤは次の通り。
P Zero イエロー(ソフト):1セット
昨年までのルールと同じように、予選トップ10入り(Q3に進出)したドライバーはこのタイヤを予選後にピレリに返却しなければならないが、それ以外のドライバーはそのタイヤをレースで使用することが可能となっている。
また、予選トップ10入りしたドライバーがレース・スタート時に履くタイヤはQ2で最速タイムを出したタイヤとなっている。
フリー走行、予選、レースで使用できるタイヤの総セット数は昨年までと同じ13セットのままで、事前に使用することが決定している上記3セット以外の残り10セットは、その週末に投入されることが決定している3種類のコンパウンドの中から各チームが自由に選ぶことができる。
■今年の全レースのタイヤの組み合わせは以下の通り。
| パープル | レッド | イエロー | ホワイト | オレンジ | |
| オーストラリア | スーパーソフト | ソフト | ミディアム | ||
| バーレーン | スーパーソフト | ソフト | ミディアム | ||
| 中国 | スーパーソフト | ソフト | ミディアム | ||
| ロシア | スーパーソフト | ソフト | ミディアム | ||
| スペイン | ソフト | ミディアム | ハード | ||
| モナコ | ウルトラソフト | スーパーソフト | ソフト | ||
| カナダ | ウルトラソフト | スーパーソフト | ソフト | ||
| アゼルバイジャン | スーパーソフト | ソフト | ミディアム | ||
| オーストリア | ウルトラソフト | スーパーソフト | ソフト | ||
| イギリス | ソフト | ミディアム | ハード | ||
| ハンガリー | スーパーソフト | ソフト | ミディアム | ||
| ドイツ | スーパーソフト | ソフト | ミディアム< /font> | ||
| ベルギー | スーパーソフト | ソフト | ミディアム | ||
| イタリア | スーパーソフト | ソフト | ミディアム | ||
| シンガポール | ウルトラソフト | スーパーソフト | ソフト | ||
| マレーシア | ソフト | ミディアム | ハード | ||
| 日本 | ソフト | ミディアム | ハード | ||
| アメリカ | スーパーソフト | ソフト | ミディアム | ||
| メキシコ | スーパーソフト | ソフト | ミディアム | ||
| ブラジル | ソフト | ミディアム | ハード | ||
| アブダビ | ウルトラソフト | スーパーソフト | ソフト |
※2016年はレギュレーションにより、タイヤの組み合わせは14週間前に決定しなればならないが、ヨーロッパ・ラウンドに関しては最終期限が8週間前となっている。




