F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

↓日本GP(金)のセッション結果はこちら
フリー走行1回目
フリー走行2回目

【レッドブル】
◆セバスチャン･フェッテル
フリー走行1=3位 / フリー走行2=1位
「ここでは特にレース中はタイヤをしっかり扱うことが重要になるんだ。今のところマシンはよく機能してるけど、セットアップが正しいかどうかを確認する必要があるし、メルセデスが予選で手強そうだから、明日は僕らの状態をステップアップさせる必要があるよ」。

◆マーク･ウェバー
フリー走行1=4位 / フリー走行2=2位
「メルセデス、それからロータスとの1ラップ（のタイム）はかなり拮抗してて、タイムを細かく見てなかったんだけど、悪くなさそうだね。特別なトラックだし、難易度はトップクラスだから正確な仕事をしないといけないし、そうしないとそのツケを支払うことになるよ」。

【フェラーリ】
◆フェルナンド･アロンソ
フリー走行1=6位 / フリー走行2=10位
「期待してたほどコンペティティブじゃないから、頭の中にある一連の変更をキッチリまとめるために、がんばって改善していくよ。スピンしちゃったけど、運よくタイヤはダメにならなかったから、そのタイヤを使って燃料満タンの状態でロングランもできたんだ。明日はクリーンなラップを走りたいし、今日、先行を許したトロロッソやマクラーレンといったマシンの前に出たいね」。

◆フェリペ･マッサ
フリー走行1=5位 / フリー走行2=8位
「今日はできることをすべてやったし、プログラムをすべて消化できたよ。まだ金曜日だし、今日の位置がどれだけなのかを知るのは難しいけど、明日はもっと速いマシンになって欲しいね。そうなれば前にいるマシンと闘えるよ。このファンタスティックな鈴鹿のトラックはいつもすばらしいし、僕らがレースする場所で最高の一つだね」。

【マクラーレン】
◆ジェンソン･バトン
フリー走行1=11位 / フリー走行2=9位
「このトラックを走れて最高だよ。1日通してたくさんのドライバーがミスしてたけど、容赦ないここではよくあることなんだ。プライム･タイヤのいいバランスを見つけられたけど、オプションはそれほど性能を引き出せなかったから、まだやることが残ってる。それでも、どちらのコンパウンドもなかなかよく機能してくれたし、涼しくなりそうな明日は、それに対処するためにセットアップを注意して組み上げないとね」。

◆セルジオ･ペレス
「フリー走行3のアクシデントは僕のミスだよ。比較的ランオフエリアが狭いスプーンでリヤエンドを失って、マシンが十分に減速できなくてそのまま壁に突っ込んじゃったんだ。かなりの衝撃だったけど、運よく僕は大丈夫だった。だからフルタンクでオプションを履いたプログラムができなかったけど、ジェンソンのデータを使わせてもらえるし、明日のターゲットはQ3進出だよ」。

【ロータス】
◆キミ･ライコネン
フリー走行1=8位 / フリー走行2=4位
「もちろんまだ改善できる部分はあるけど、今日のマシンの感覚はかなりよかったから、改善できたことにはすごく満足してる。フリー走行2でロングラン中にスピンしちゃったんだけど、速く走ってたし風が変わったから、それがマシンに影響したかもしれない。少なくともダメージはなかったし、クルーは余計な仕事をする必要はないね」。

◆ロメイン･グロジャン
フリー走行1=7位 / フリー走行2=5位
「ここでマシンが正しく機能するように正しいバランスを見つけることはかなりトリッキーだし、タイヤはそれを簡単にしてくれないから、今夜はもう少し状況をよくするためにやることがいくつかあるよ。間違いなくもう少しパフォーマンスを見出せるはずだから、明日僕らに何ができるか見てみよう」。

【メルセデスAMG】
◆ニコ･ロズベルグ
フリー走行1=2位 / フリー走行2=3位
「僕らのマシンの今日の感触はファンタスティックだったよ。1ラップもロングランの速さもかなり速いけど、重要なことはタイヤをどう扱うかってことで、ここではそれがカギになるんだ。まだたくさんの仕事が残ってるけど、残りの週末をすごく楽しみにしてるし、レッドブルを少し悩ませたいね」。

◆ルイス･ハミルトン
フリー走行1=1位 / フリー走行2=6位
「僕らのマシンの感触はここですごくいいよ。ただ、いつも限界で走らないといけないし、気が抜けないしチャレンジングなこのサーキットを上手く走る秘訣は、バランスとコントロ－ルだね。フリー走行1での結果には満足してるけど、もちろんもっと速ければよかったよ。今回何ができるかを考えるにはまだ時期尚早だけど、明日のコンペティティブな予選を楽しみにしてるし、そこから僕らがレースで何ができるか見てみよう」。

【ザウバー】
◆ニコ･フルケンベルグ
フリー走行1=12位 / フリー走行2=13位
「スムーズな金曜日で、いくつかのセットアップのテストとリヤウイングの比較をしたから、どれが一番かを決めるためにデータを見てみるよ。あとはいつもの通りに2種類タイヤの違いの理解を深めて、オプションはロングランでよさそうだった。チャレンジングで難しそうだけど、今日の成り行きを考えれば、まだ改善の余地がありそうだし、明日のターゲットはQ3進出だよ」。

◆エステバン･グティエレス
フリー走行1=18位 / フリー走行2=11位
「トラックを覚えるのは難しかったけど、すごく楽しんで走れたし、予想した通りのいい経験ができたんだ。午前中はトラックを覚えることに集中したんだけど、特にターン8と9はミスできるマージンがないから、上手く抜けなければ壁にキスすることになるね。午後はセットアップに取り掛かって、かなり上手くいったよ。いいアイデアがあるから、それを明日いい結果に結び付けるために全力を尽くすよ」。

【フォース･インディア】
◆エイドリアン･スーティル
フリー走行1=14位 / フリー走行2=15位
「いつもこのサーキットを楽しんでるけど、今日のマシンは走らせるのが簡単じゃなかったんだ。午前中はアンダーステ
アに苦しんでたし、午後はオーバーステアに悩まされて、快適なバランスを見つけ辛かった。明日自信を持って予選に挑めるように、今夜その問題を解決しないとね」。

◆ポール･ディ･レスタ
フリー走行1=17位 / フリー走行2=14位
「今日はマシンを走らせるのがすごく難しかったけど、バランスを最適な状態に持っていくためにハードワークをこなしたよ。走るごとにいくつかの部分を変更して、その結果からいろんなことを学べたと思う。ロングランの一貫性はよさそうだけど、ミディアムでもハードでもその結果が出せるかを確認する必要があるね」。

【ウィリアムズ】
◆バルテリ･ボッタス
フリー走行1=16位 / フリー走行2=17位
「まだマシンのバランス完璧じゃないし、風が強かったから一貫した感触をつかめなかったんだ。トラックのコンディションが改善したときにソフト･タイヤを最大限に活かすことに苦戦してたし、僕らのぺースは韓国のときのそれに近い。今日はほかよりも結構な周回数を稼げたから、予選を前にパフォーマンスを改善して、コンマ数秒削るためのデータは集まってる」。

◆パストール･マルドナド
フリー走行1=15位 / フリー走行2=18位
「時間を有効に使えなくてストレスのたまる1日だったよ。フリー走行1で左リヤ･タイヤが外れる問題があったから早めにセッションを終えて、フリー走行2の序盤はグリップ不足に悩まされた。マシンのリヤエンドを失ってコースアウトして、そのまま走れなくなったんだ。今日の成果を元に、フリー走行3で予選に向けたセットアップを改善すること、追越が難しいここで重要な、タンクが軽い状態での走行を最適にするチャンスもまだあるよ」。

【トロロッソ】
◆ダニエル･リカルド
フリー走行1=10位 / フリー走行2=7位
「ずっと今日みたいな金曜日を望んでたんだ。午前中の10位、午後の7位は僕らにとっていい兆候だよ。複雑なサーキットだけど、マシンに施した改善がどれも上手く機能して、改善具合を保ったままさらに前進できたんだ。オプションのロングランはかなりよかったし、全体的なぺースはそこまで悪くなさそうだね。僕らにとって間違いなくポジションな金曜日だよ」。

◆ジャン-エリック･ヴェルニュ
フリー走行1=13位 / フリー走行2=12位
「トラブルフリーな金曜日だったし、いつもの（金曜日の）プログラムをこなして、マシンのセットアップとバランスも調整もやったんだ。おもな問題はアンダーステアだね。両方のタイヤでロングランを走ってみて、プライムはしっくりこなかったけど、オプションはよかったよ」。

【ケータハム】
◆シャール･ピック
フリー走行1=H.コバライネンが担当（19位） / フリー走行2=19位
「ハード･タイヤでの走行は、最初はターンインのときの感触がシャープすぎて、高速セクションではアンダーステアぎみだったけど、フロントウイングを少し調整したらバランスが改善したよ。オプションでの走行は、ロングランでリヤのアンチ･ロールバーを変更したら感触がよくなったよ。完璧ではないけど全体的にそれほど悪くはなかったし、まだ明日に向けて引き出せる部分はかなりありそうだよ」。

◆ギド･ヴァン･デル･ガルデ
フリー走行1=21位 / フリー走行2=20位
「フリー走行1のマシンのバランスはそこまで悪くなかったけど、タイヤのパフォーマンスが低下して、必要以上にオーバーステアになったんだ。高速では悪くないし、2回目の走行に向けてウイングを足したら少しよくなったよ。別の空力仕様に切り替えてみたらターン9でコースアウトして、そこでフリー走行1は終わっちゃったけど、15周走たからあまり影響はなかったよ。変更のおかげでバランスは改善したけど、まだパフォーマンス不足のところもある。いつものロングランは消化できたよ。ハードとミディアムの差はほぼなさそうだけど、明日に向けてデータを見てみるよ」。

【マルーシア】
◆マックス･チルトン
フリー走行1=22位 / フリー走行2=21位
「今日は始めて鈴鹿サーキットを”味わう”ことができて本当によかったよ。しっかり取り組んでいくのが難しいサーキットで、午前中の序盤からトラックに合わせてセットアップしていったけど、いいバランスを見つけるのが難しかった。ジュールが午後のセッションに参加できなくなったから難易度が増したけど、午後のセッションでマシンのバランスと全体的なぺースを改善できてよかったよ」。

◆ジュール･ビアンキ
フリー走行1=20位 / フリー走行2=22位
「たった8周しか消化できなくて、こんな状態を期待してなかったから、タフな1日だったよ。シャシーはフリー走行2を走るにはダメージが大きすぎた。フリー走行3を走れるように、チームがスペアのシャシーを組んでくれてる。エンジニア、マシンを組み上げてくれてるメカニックと一緒にたくさん仕事をこなす必要があるし、できることをシッカリこなしていくよ」。