F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

※ドライバーのコメントは、決勝の結果順で並べてあります。

セバスチャン･フェッテル【レッドブル】
グリッド=2番 / 決勝=1位
「今日はすごく価値ある一勝だったよ。ロメインをパスしてからはトラクションがすばらしくて、そこからは猛威になるのはマークだけだった。そこから、最後までギャップを築くことができたよ。インドに行くまでに少しリラックスできるし、レースをするのが楽しみだよ」。

マーク･ウェバー【レッドブル】
グリッド=1番 / 決勝=2位
「ロメインがすばらしいスタートを決めて、少し出遅れちゃったんだ。セバスチャンは僕とは違う戦略で走ってて、ロメインに合わせて走ってたから（2ストップか、3ストップの）どちらが正しい戦略だったのか知るのは難しいね。ベストを尽くしたし、いい結果だよ」。

ロメイン･グロジャン【ロータス】
グリッド=4番 / 決勝=3位
「今日は本当にすごくいいレースだったよ。2台のレッドブルを抜けたし、今年一番の思い出のひとつだね。彼らを捉えられるマシンは僕だけだったし、僕のエンジニア（小松礼雄エンジニア）にとってすばらしいホームレースになったね。またポディウムに上がれてうれしいよ」。

フェルナンド･アロンソ【フェラーリ】
グリッド=8番 / 決勝=4位
「前の3台は完全に射程圏外にいたし、スタート位置の状況を考えれば満足だよ。いろんなことがあったレースで、今日はメルセデスはいくつか問題が出てたし、コンストラクターズ･ランキングで2位に留まりたければ、全力を尽くすしかないんだ。ここ数年でポイント･システムが変わったとは言え、歴代最高ポイント獲得ドライバーになれたのはうれしいよ。もう過ぎたことだから、今はこの記録を祝って、次のインドでのレースのことを考えたいね」。

キミ･ライコネン【ロータス】
グリッド=9番 / 決勝=5位
「かなりまずいスタートだったよ。いくつか順位をロスしたのは理想的じゃなかったけど、レース後半でマシンはよく走ってくれたし、それにはすごく満足してるよ。ここではオーバーテイクが難しいし、いくつかポイントをゲットできたのはよかったよ」。

ニコ･フルケンベルグ【ザウバー】
グリッド=7番 / 決勝=6位
「今日はできることをすべてやり切れたんじゃないかな。2回目のストップの直後、フェルナンドよりギャップを築けたことに驚いたけど、たぶん彼はタイヤをセーブしてたんだろうね。6位と7位はすばらしい結果だったし、インドでもポイントをかけて闘えると、確信してるよ」。

エステバン･グティエレス【ザウバー】
グリッド=14番 / 決勝=7位
「やっとレースに満足できたよ。ここまでの数戦でかなり改善してこれたから、楽観的でいられたし、その結果がこれだったんだ。今日のすばらしい仕事をしてくれたチームに感謝したいね。70歳を迎えたペーター･ザウバーにいい恩返しができたよ」。

ニコ･ロズベルグ【メルセデスAMG】
グリッド=6番 / 決勝=8位
「残念ながらピットから出たときに事故があったから、最終的なポジションに大きく影響したよ。何度かいいオーバーテイクもできたけど、ペレスとのことには満足できないよ。一度ディフェンスしてスペースを閉じたら、ラインを変更しちゃいけないのにね」。

ジェンソン･バトン【マクラーレン】
グリッド=10番 / 決勝=9位
「最初の2スティントはかなりアンダーステアが出てて、難しい状態だったんだ。第3スティントに向けて、少しウイングを取り付けたらバランスが戻ったよ。最終ラップでポールに対してシケインのアウト側から上手く立ち回ることができた。終盤は楽しかったけど、序盤は期待はずれだったよ」。

フェリペ･マッサ【フェラーリ】
グリッド=5番 / 決勝=10位
「すごく難しい1日で、ピットレーンに戻ったとき、（規定速度以上に）速すぎたことに気がつかなかったんだ。あのミスがなければいい結果になってただろうから、がっかりだよ。残りのレースでも戦い続ける必要があるし、インドではコンペティティブでありたいね」。

ポール･ディ･レスタ【フォース･インディア】
グリッド=12番 / 決勝=11位
「スタートを上手く決められなかったから、何台かに抜かれて、最初のピットでウィリアムズに先行されたんだ。最後のスティントではマシンの感触はよかったし、ポイントゲットも可能そうだったけど、残り5周ぐらいでタイヤの寿命がきて、ジェンソンを抑えられなかったよ」。

ジャン-エリック･ヴェルニュ【トロロッソ】
グリッド=17番 / 決勝=12位
「レースでマシンはうまく機能していたし、いくつかポイントを取れる要素があったと思う。けど、ピットストップがベストのものではなかったし、オーバーテイクが難しかったから残念だよ。インドでは、もう少し運が向いて、良いマシンであることを願っているよ」。

ダニエル･リカルド【トロロッソ】
グリッド=16番 / 決勝=13位
「最初のピットストップを終えた後、130Rでアウト側に動いて、スーティルをパスしたんだけど、その後、芝生に飛び出て、スチュワードがアドバンテージを得たという判断をして、ペナルティを受けざるを得なくなったんだ。ペナルティを受ける前は、9位にいたし、ポイントが取れなくて残念だよ」。

エイドリアン･スーティル【フォース･インディア】
グリッド=20番 / 決勝=14位
「タフな週末だったし、グリッドの後方からスタートしたから、ポイントゲットは難しかったよ。何度かいいバトルができたけど、僕らには今日必要なぺースがなかったから、タイヤのパフォーマンスを活かせなかったんだ」。

セルジオ･ペレス【マクラーレン】
グリッド=11番 / 決勝=15位
「ちょっとツイてなかったね。ニコ（･ロズベルグ）とはピットレーンで事故にあったし、そのあとも彼と事故があって、そのときはパンクに悩まされることになったんだ。今回みたいな難しいレースのあとは、僕らにできるのは先のことに目を向けることなんだ」。

パストール･マルドナド【ウィリアムズ】
グリッド=15番 /
決勝=16位
「最後のラップでチームメイトをオーバーテイクできたのは楽しかったよ。今日はちょっと戦略を間違えたみたいで、ペースに苦しんだけど、マシンの能力は100％引き出すことができたよ」。

バルテリ･ボッタス【ウィリアムズ】
グリッド=13番 / 決勝=17位
「最初はそんなに悪そうには見えなかったし、何台かマシンをうしろに留めておけたんだけどね。第2スティントの最後から第3スティントはぺースが落ちたみたいで、ポジションを維持できなくなったんだ。終盤、タイヤが磨り減ったから誰とも戦えない状態だったよ」。

シャール･ピック【ケータハム】
グリッド=21番 / 決勝=18位
「1周目のあとにドライブスルー･ペナルティを消化することにしてたから、そこから巻き返していこうとしたんだ。ターゲットはチルトンを捕らえることで、ハードにプッシュしていって、18位フィニッシュしたよ。今日は僕らが闘うことをやめないことを示せたと思う」。

マックス･チルトン【マルーシア】
グリッド=18番 / 決勝=19位
「全体的に、ポジティブな週末だったし、今日は、レースの大部分でポジションを維持することができたんだ。最後でポジションを失ってしまったけど、僕たちはポジティブなことに集中しなくちゃいけないと思う。マシンは強くなっているし、ケータハムと戦える位置にいるよ」。

ルイス･ハミルトン【メルセデスAMG】
グリッド=3番 / 決勝=リタイア
「ファンタスティックなスタートを切れてセバスチャンが僕とロメインにサンドウィッチされる形になったんだ。セブ（フェッテル）のフロントウイングが僕の右リヤに引っかかってタイヤを破損してああなったんだよ。あれは彼のせいじゃないし、そういうことも起こるから仕方ないよ」。

ギド･ヴァン･デル･ガルデ【ケータハム】
グリッド=19番 / 決勝=リタイア
「スタートはよかったけど、ターン1に入ろうとしたとき、マルーシアと接近して、行き場がなかったんだ。接触でフロントウイングを失って、マシンはそのまま壁に突っ込んだよ。がっかりだけど、ああいうことは起こるものだし、残りのシーズンに向けてプッシュするよ」。

ジュール･ビアンキ【マルーシア】
グリッド=22番 / 決勝=リタイア
「全体的に、流れが来なかった週末だと思う。鈴鹿サーキットを愛しているから残念だよ。残念なことに、第1コーナーに侵入するときに、ヴァン･デル･ガルデが僕のリヤウイングにあたってきて、グラベルに飛び込んでしまった。これ以上言う事は何もないよ」。