日本GP後の佐藤公哉
鈴鹿のザウバーのホスピタリティブースで。
3週間前の日本GPでザウバーのリザーブドライバーとして鈴鹿入りした佐藤公哉は、その翌週の10月18日にイタリア・バイラーノで実施されたザウバーF1チームのストレートラインテストを行なった。
朝方は霧で開始時刻が大幅に遅れたが、それでも佐藤公哉ひとりで約500kmを走り、十分に収穫あるエアロテストだった模様。同行した井上隆智穂ユーロノバ監督は、「自分だけ先に帰りたかった」と冗談まじりにコメントしたほどだったという。
この走行距離は、スーパーライセンス取得に向けても、意義のあるストックになった。
また、10月28日から29日には、スペイン・ヘレスでAUTO GP公式合同テストが実施され、EURONOVAからは佐藤公哉選手とピエトロ・ファンティン(Pietro Fantin)が参加。
EURONOVAはシーズンオフも精力的にテストを実施する予定だが、そこには新たな顔ぶれが登場する可能性もあるかもしれない。
[STINGER]山口正己