トルコGP フリー走行1 序盤
<10時00分>
山本左近が、セナに代わって、21イスパニアのステアリングを握ってフリー走行1が始まった。
トゥルーリ/18ロータス、コバライネン/19ロータス、リウッツィ/15 Fインディア、ブエミ/16トロ・ロッソ、アルゲルスォリ/17トロ・ロッソ、グロック+24ヴァージン、V.ペトロフ/12ルノー、スーティル/14 Fインディア、そして左近/21イスパニアが確認のためにコースイン。それぞれ1周してピットに戻った。
気温は26℃、路面温度は上昇カーブを描いて30℃に上った。
トルコGPで3勝を記録しているF.マッサが、エンジンカバーに誇らしげな『800』の文字を背負ってインスタレーション・ラップから戻ってきた。ここでフェラーリは、1950年の
F1GP開始から800回目の凄まじい数の記念すべきレースを迎えている。
<10時08分>
アロンソ/8フェラーリとフェッテル/5レッドブル、M.シューマッハが確認走行を終え、ピットを出ていないのはウェバー/6レッドブルだけになった。
<10時11分>
シューマッハ/3メルセデスは、ピットでエンジニアと軽く確認の会話を交わしただけで、すぐにコースに戻って行った。通常なら、インスタレーション・ラップの後は、データ確認の後に、なんらかの変更を行なうが、シューマッハ/3メルセデスは作業なしでピットを後にした。
<10時15分>
シューマッハ/3メルセデスは、そのまま連続走行に入り、計測ラップは記録しなかったが、2周してピットに戻った。そのタイミングでウェバー/6レッドブルがコースイン。全車が確認走行を終えた。
<10時17分>
小林可夢偉/23ザウバーが二度目の確認走行へ。気温は27℃に、路面温度は33℃に上がり、湿度は31%に下がっている。
<10時23分>
フェッテル/5レッドブルがピットを後にする。
イスタンブール・パークのタイム短縮のカギは、3〜7コーナーの連続した区間とバックストレッチの長いストレートでの速度の伸び。レッドブルは、有効なダウンフォースがモノを言う前者区間が得意なはずだ。前者はセクター1に含まれ、後者はセクター2と3にまたがっているが、高速になる後半はセクター3区間。予測では、セクター1でレッドブルが、セクター3でマクラーレンが優位と言われている。
<10時25分>
山本左近/21イスパニアが、1分38秒785を記録した。その後、1分37秒082までタイムを進めた。