イギリスGP フリー走行1 序盤
<09時30分>
新装なったシルバーストンの上空には青空が広がり、新たな門出を祝っているようだ。イギリスの空模様は、どう転んでもおかしくないが、とりあえずは雨の心配はなさそうだ
気温は20℃、路面温度は24℃。800mほど長くなったコース・レイアウトに対して、変化がある、という意見と、これまでと同じ、という両極端の意見が聞こえている。どちらが正しいのか、10時に始まるフリー走行1でその傾向が見えるはずだ。
<10時00分>
気温21℃、路面温度28℃。暖かくなったシルバーストンでグリーンランプが点灯、フリー走行1が始まった。
ディ・レスタ/15 Fインディア、チャンドック/20イスパニア、コバライネン/19ロータス、アルゲルスォリ/17トロ・ロッソ、ブエミ/16トロ・ロッソが早々にコースイン。
左近は、セナの21イスパニアのステアリングを握ってフルケンべルグ/10ウィリアムズに続いてコースに向かった。
マッサ/7フェラーリ、バトン/1マクラーレンも、確認のためのインスタレーション・ラップを終える。新たなレイアウトのコースでは、路面が汚れた状況の中で、トップチームでも走行してデータを拾っておきたい。
<10時11分>
ほとんどのドライバーが確認走行を終え、この時点でピットを出ていないのは、ファウジー/19ロータスとグロック/24ヴァージンだけになった。F.ファウジーは、J.トゥルーリのマシンに乗っている。
<10時22分>
静まり返っていたシルバーストンに、メルセデス・エンジンのエキゾーストがひびいた。バトン/1マクラーレンがコースに入り、連続走行に移る。
<10時26分>
バトン/1マクラーレンは1分37秒994を記録。新しいコースを確かめながら走行は6周目に入った。
<10時28分>
バトン/1マクラーレンが1分35秒580にタイムを伸ばした。左近/21イスパニア、アルゲルスォリ/17トロ・ロッソ、ロズベルグ/4メルセデス、ウェバー/6レッドブルもコースに出ている。
<10時30分>
ウェバー/6レッドブル1分35秒958、左近/21イスパニア1分46秒640。モニターには3人のタイムだけが並んでいる。