ドイツGP フリー走行1 終盤
フェッテル/5レッドブルが唯一、1分28秒に入れた。そのタイムをスーティル/14 Fインディアが破った!! フェッテル/5レッドブルをコンマ3秒上回っている。雨が弱まって路面が乾きはじめ、タイムが上昇し始めた。走行ライン上は、ドライになった部分が増え始めている。
気温は18℃、路面温度は22℃のままだ。
<11時04分>
左近/20イスパニアは、チームメイトのB.セナに1秒3遅れの22番手。ディ・グラッシ/25ヴァージンは周回タイムを記録できていない。
<11時07分>
ハミルトン/2マクラーレンがターン4でスピンし、タイヤバリアにノーズをぶつけてマシンを止めた。ハミルトン/2マクラーレンは現在11番手。チームメイトのJ.バトンも16番手にいるが、マクラーレンの初日を思えばいつものことか。
<11時12分>
スーティル/14 Fインディアが1分27秒台にタイムを伸ばしている。2番手はブエミ/16トロ・ロッソ、フルケンべルグ/10ウィリアムズ、デ・ラ・ロサ/22ザウバー、ペトロフ/12ルノーというオーダーからして、路面が乾いたところで稼いだドライバーが上位を占めているといったところ。
<11時14分>
路面が乾き始めると、ひとつの現象が見え始める。縁石が乾くのが、路面より遅いのだ。縁石に乗った瞬間に、弾かれるようにスピンする。マッサ/7フェラーリがターン7でその”餌食”になった。しかし、クラッシュすることなくコースに戻った。
<11時17分>
空はどんよりと重いままだが、雨は上った。走行ラインはかなりの部分でドライ。ただし、時折ウェットな部分も残り、縁石が猛烈に滑りやすい最も難しい状況だ。
左近に3秒以上の差をつけていたセナ/21イスパニアが、ターン16でスピン。グラベルにつかまった。左近はここでタイムを稼いでおきたい。
<11時21分>
乾燥が進む路面コンディションの中でロズベルグ/4メルセデスが最速ラップを記録した。1分27秒台はスーティル/14 Fインディアと2台のみ。
<11時22分>
マッサ/7フェラーリがさらに1分26秒台にタイムを縮めた。左近が、全セクターを自己ベストでそろえ、チームメイトのB.セナから1.5秒遅れの1分33秒台。
<11時23分>
ペトロフ/12ルノーがセクターの区間ベスト。セクター2と3は、スーティル/14 Fインディアとマッサ/7フェラーリが区間ベストを記録している。
<11時25分>
スーティル/14 Fインディアが再び首位に立った。マッサ/7フェラーリ、ペトロフ/12ルノーを引き連れて1分26秒台。
<11時27分>
フェッテル/5レッドブルがセクター1の区間ベストを更新。しかし、そのままピットに戻る。ポジションは10番手のままだ。
<11時28分>
バリチェロ/9ウィリアムズが1分26秒台に入れて3番手に。シューマッハ/3メルセデスが、1分32秒台の23番手と苦戦中。後ろには左近しかいない。
左近とB.セナのイスパニア・コンビがそろってコースインした。ともにセクター1き自己ベスト。走行ラインがほとんどドライになった状況で、左近とB.セナの差は1秒まで縮まった。二人の間に挟まれ、ロズベルグ/4メルセデスに5秒の差をつけられたシューマッハ/3メルセデスの心境はいかばかりか。
しかし、路面が急激に乾いた状況から、結果としてのタイムが、どれだけ意味を持つかわからない。