フリー走行1 序盤
<09時55分>
どんよりした空模様。気温は10℃、路面温度は12℃。細かいぬか雨がコースに舞い落ちている。
ハードタイヤを新投入する予定だったピレリは、結局、”ニューモデル”を間に合わせることができなかった。いやむしろ、左にグイグイと曲がり込み、右側タイヤに高いストレスをかける”ターン8″を想定して、テストなしのタイヤを投入することを思い止まったのかもしれない。
だが、その懸念は、とりあえずフリー走行1では不要になった。コースは完全ウェット。ドライタイヤの出番はなさそうだた。
<16時5分>
雨足が強まっている。
<16時8分>
1フェッテル/レッドブルが確認走行を終え、5アロンソ/フェラーリも1周してピットに戻った。
<10時11分>
3週間のインターバルの間に、トップチームを中心にアップデートを盛り込んできている。そのため、できる限り確認走行のチャンスは増やしたい。だが、雨では満足なテストは期待できない。
反対に、中断以降のグループにとっては、日曜日の雨の可能性を視野に入れ、ウェットセットを進めておく考え方もある。
<10時18分>
16小林可夢偉/ザウバーが雨を突いてコースに出た。コース上は可夢偉のザウバーだけが水煙を蹴立てている。
<10時20分>
3ハミルトン/マクラーレンが最後にピットをアウトして、確認のためのインスタレーション・ラップに出た。気温は10℃に下がっている。
<10時22分>
3ハミルトン/マクラーレンがピットに戻り、入れ代わるように、17ペレス/ザウバー、25ダンブロジオ/ヴァージン、19リカルド/トロロッソ、6マッサ/フェラーリ、18ブエミ/トロロッソがコースに出た。
<10時25分>
18ブエミ/トロロッソが1分41秒台のトップタイム。15ディ・レスタ/Fインディアと19リカルド/トロロッソが続いている。
<10時30分>
S.ブエミが6周、J.アルゲルスアリの代わりにフリー走行1を担当するD.リカルドが9周。2台のトロロッソが積極的に走り込んでいる。17ペレス/ザウバーも6周を消化、ヴァージン・レーシングの2台が5周、15フルケンベルグ/Fインディアも5周をこなしている。