バーレーンGP フリー走行1 中盤
<10時32分>
トゥルーリ+18ロータスがコースイン。合同テストの会場でも、開幕戦のここでも、去年までのトヨタにいた同一人物とは思えないリラックスした楽しそうな表情を見せている。トラブルが出ても、チームを作っていく楽しさを満喫しているようだ。
<10時37分>
ハミルトン+2マクラーレンがコースに出た。普段レースに使われることがなく、さらに砂漠の中ということで、ザヒール・サーキットは路面の汚れがひどく、セッション開始からしばらくは、路面が安定しない。したがって、トップチームはピットで待機して、下位チームが路面を”掃除”するのを待つのが常だが、今回は、タイヤを始め規則が変更になり、さらに、2月のテストとの気温差が大きいことから、確認作業が多くなる。L.ハミルトンとて、少しでも走っておきたい状況だ。
<10時40分>
ロータスと比べるべくもないが、ハミルトン+2マクラーレンが連続周回最初のらっで記録したタイムは、1分57秒759だった。
<10時41分>
ブルーノ・セナがピットで談笑している。走れていないが余裕の表情。バトン+1マクラーレンも連続走行に入り、1分59秒台でハミルトン+2マクラーレンに続いた。マクラーレンの2台は、非常にスムーズなラインを描いて周回を重ねている。ステアリングの入りもよく、トラクションも掛かっている。つまり、よく曲がり、効率よく加速するマシンのようだ。
<10時45分>
フリー走行1が半分経過したところで、周回タイムを記録しているのは7台。以下のようなオーダーだ。
1. ハミルトン+2マクラーレン
2.バトン+1マクラーレン
3.クビツァ+11ルノー
4.ウェバー+6レッドブル
5.デ・ラ・ロサ+22ザウバー
6. コバライネン+19ロータス
7.トゥルーリ+18ロータス
<10時48分>
マッサ+7フェラーリとシューマッハ+3メルセデスが連続走行に入り、3番手と5番手にタイムを入れた。
<10時49分>
アロンソ+8フェラーリは1分58秒台でM.シューマッハの前の5番手。M.シューマッハが姿勢を乱してコースを外れる。
<10時50分>
バトン+1マクラーレンがトップに立った。1分57秒068は、L.ハミルトンの0.095秒上だ。コースインしたロズベルグ+4メルセデスが2台のマクラーレンにコンマ6秒以上遅れて続く3番手。直後にクビツァ+11ルノーがそれ上回る。
<10時52分>
小林可夢偉のタイムは2分4秒台。チームメイトのデ・ラ・ロサ+22ザウバーは2分1秒台だ。
<10時54分>
B.セナとK.チャンドックのイスパニアはピットを暖めたまま。
<10時55分>
アロンソ+8フェラーリがトップタイム。唯一の1分56秒台に入れてきた。シューマッハ+3メルセデスがコーナーの バンプに煽られている様子がモニターに伝えられている。
新たに延長されたコースの、右→左と連続するコーナーの最初の右コーナーだ。アップダウンが激しく、ダイナミックな区間だが、ドライバーとエンジニア、そしてダンパーにとっては厳しい場所だ。小林可夢偉も大きくリヤを跳ねられて姿勢を乱して苦労が伺える。
<10時58分>
イスパニアのピットに動きがあった。B.セナがヘルメットを被り、K.チャンドックがコクピットに納まる。
この時点のオーダーは、
1.アロンソ+8フェラーリ
2.マッサ+7フェラーリ
3.バトン+1マクラーレン
4.スーティル+14 Fインディア!
5.ハミルトン+2マクラーレン
6.リウッツィ+15 Fインディア
7.クビツァ+11ルノー
8.ロズベルグ+4メルセデス
9.ウェバー+6レッドブル
10.フルケンブルグ+10ウィリアムズ
11.シューマッハ+3メルセデス
12.ブエミ+16トロ・ロッソ
13.フェッテル+5レッドブル
14.ペトロフ+12ルノー
15.アルゲルスォリ+17トロ・ロッソ
16.デ・ラ・ロサ+22ザウバー
17.小林可夢偉+23ザウバー
18.コバライネン+19ロータス
19.トゥルーリ+18ロータス
20.バリチェロ+9ウィリアムズ
21.グロック+24ヴァージン
22.ディ・グラッシ+25ヴァージン
*K.チャンドックとB.セナはノータイム。
アロンソ+8フェラーリだけが1分56秒台でチームメイトのF.マッサをリードしてい
る。