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「四強」のマレーシアGP

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◆揺らぎ始めたポジション
マレーシアGP初日に行なわれた2回のフリー走行の流れを見ると、「四強」の力関係が微妙に動いているように見える。四強とは、フェラーリ、レッドブル、マクラーレン、そしてメルセデスだ。

ここまでの2戦では、フェラーリとレッドブルが一歩リード、マクラーレンがピタリとそこに続き、メルセデスがその後ろにいる力関係だった。スピードではレッドブル、という観方も存在し、事実、S.フェッテルはトラブルさえなければ、オーストラリアGPは”楽勝ムード”に見えた。

しかし、マレーシアのフリー走行のタイムの推移を見ると、この序列に若干の変化が見られている。

◆フェラーリは大丈夫か!?
100403S4-4.jpg金曜日は、思い思いのプログラムを進める。だから、F.アロンソ7位、F.マッサ15位というフリー走行2の結果を見ても、フェラーリはまだまだ余裕、という観方もある。

しかし、気になる場面があった。フリー走行2回目最後のアタックで、F.マッサが大きく左右にマシンを振ったのだ。コース幅一杯を使ってウェイビングするのを見て、F.マッサの気合を感じていた。だが、冷静な観方も存在した。

“大きくマシンを左右に振らなければ、タイヤを暖められなかったのではないか”というものだ。普通に走ってタイヤが暖まらない。だから、いわば苦し紛れに大きくウェイビングした。この想像が当たっているとしたら、少なくとも、マレーシアGPでは、フェラーリは苦しむかもしれない。

◆レッドブルが案外苦戦?!

100403S4-2.jpgS.フェッテルがフリー走行2で2番手だった。リリースでS.フェッテルは、「マクラーレンとメルセデスが速くて、フェラーリも順調にロングランをこなしていたから、自分たちがどのあたりの位置にいるか、注意深く見守る必要があるだろう」とコメントしている。

だが、本来、マレーシアGPの舞台であるセパン・サーキットは、去年レッドブルが圧勝した(M.ウェバーがピットスルー・ペナルティを受けても優勝、S.フェッテルも2位だった)ドイツGPのニュルブルクリンクと同じ傾向を持つサーキットだから、レッドブルが優位にいていいはずだ。

上位がフリー走行前半にベストタイムを記録しているのに対して、S.フェッテルの2番手タイムは、セッションが2/3ほど経過したところだった。つまり、ラバーが乗ってタイムを出しやすい状況だった。”苦戦”というほどでないにしても、前2戦同様の駿足ではないかもしれない。

面白いのは、トロ・ロッソが速いこと。トロ・ロッソSTR5は、去年型のレッドブルRB5に手を加えたモデルであることは知られたところ。去年のレッドブルはニュルブルクリンクで速かった。そのマシンの改良型なら、そしてニュルブルクリンクと性格の似通ったセパンなら、フィットして不思議ではないことになる。

◆メルセデスの憂鬱?!

100403S4-5.jpgフリー走行の終盤に、アンダーボディを打ちつけて火花を飛ばすシューマッハ/3メルセデスの姿がモニターに映し出された。フリー走行1ならいざ知らず、セットが進んだはずの時点である。ギリギリの車高を追求している、という観方の一方で、案外、メルセデスは、バーレーンでBMWザウバーが陥った車高の決定に戸惑っているのかもしれない、という意見もある。

◆マクラーレンの駿足

100403S4-3.jpgマクラーレンが好調にプログラムを進めている。チームは、いつものようにまずセッション早々に軽いタンクでタイムを出し、そこからロングランに流していくプログラムで初日の金曜日を進めた。今回の最駿足マシンはマクラーレンMP4-25と見て間違いなさそうだ。

こうなると、興味は、マクラーレン・ファミリーの柱であるL.ハミルトンと、新参だがディフェンディング・チャンピオンのJ.バトンとの関係だ。どちらも、「お先にどうぞ」とは、間違っても言わない。

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