マレーシアGP 決勝 序盤
<16時00分>
太陽が雲間に隠れ、気温は32℃、路面温度は44℃。少なくともスタート時点の空から雨は落ちていない。通常なら、スタートの轟音が空を揺るがせて降水の可能性が高いが、すでに5機のマレーシア空軍のF18が飛来しても雨は来なかった。スタート序盤はドライのレースになりそうだ。
フェッテル/5レッドブルが好スタート! ウェバー/6レッドブルの前に出る。バリチェロ/9ウィリアムズがグリッドから動けず、危うい場面があったが、全車無事に通過。
<16時05分>
ロズベルグ/4メルセデス、クビツァ/11ルノー、スーティル/14 Fインディア、シューマッハ/3メルセデス、フルケンベルグ/10ウィリアムズ、リウッツィ/15 Fインディア、V.ペトロフ+12ルノー、小林可夢偉/23ザウバーは10番手で1周目を終えた。 Lハミルトン/2マクラーレンが13番手、マッサ/7フェラーリと、アロンソ/8フェラーリも14-15番手で戻ってきている。
<16時09分>
ハミルトン/2マクラーレンが小林可夢偉/23ザウバーを1コーナーで難なく交わす。Fダクトのない小林可夢偉/23ザウバーに為す術はない。
<16時11分>
12番手を争うJ.アルゲルスォリとS.ブエミのトロ・ロッソに、2台のフェラーリが襲いかかる。
<16時12分>
ハミルトン/2マクラーレンがペトロフ/12ルノーを追い越すが、V.ペトロフも負けずに抜き返す。V.ペトロフはソフトタイヤ、L.ハミルトンはハードを履いている。
<16時15分>
ペトロフ/12ルノーをハミルトン/2マクラーレンが最終コーナーで強引にパス。スリップストリームから振り放そうとL.ハミルトンはストレートを大きく蛇行するが、V.ペトロフも離れない。1コーナーをサイドByサイドで通過し、その後もバトルを展開。観客席から大きな拍手が沸いている。
<16時17分>
バトン/1マクラーレンがアロンソ/8フェラーリをパス。小林可夢偉の23ザウバーがコース上に止まっている映像が映し出された。オフィシャルが押しているが動かない様子から駆動系のトラブルか。
<16時20分>
バトン/1マクラーレンがタイヤ交換でピットに入る。直後にシューマッハ/3メルセデスがスピードを落とし、ターン9のランオフエリアにマシンを止めた。
<16時22分>
10周終了時点のオーダーは以下の通り。
1. フェッテル/5レッドブル
2. ウェバー/6レッドブル
3. ロズベルグ/4メルセデス
4. クビツァ/11ルノー
5. スーティル/14 Fインディア
6. フルケンベルグ/10ウィリアムズ
7. リウッツィ/15 Fインディア
8. ハミルトン/2マクラーレン
9. ペトロフ/12ルノー
10.アルゲルスォリ/17トロ・ロッソ
11.ブエミ/16トロ・ロッソ
12.マッサ/7フェラーリ
13.アロンソ/8フェラーリ
14.バトン/1マクラーレン
15.バリチェロ/9ウィリアムズ
16.ディ・グラッシ/25ヴァージン
17.コバライネン/19ロータス
18.トゥルーリ/18ロータス
19.チャンドック/20イスパニア
20.セナ/21イスパニア
*シューマッハ/3メルセデス、小林可夢偉/23ザウバー、グロック/24ヴァージン、デ・ラ・ロサ/22ザウバーはレースを終えている。
<16時27分>
リウッツィ/15 Fインディアがピットでマシンを降りた。気温は32℃に下がり、路面温度も42℃に落ちている。
<16時30分>
ハミルトン/2マクラーレンが最速タイム。現時点で6番手。直後に2番手のウェバー/6レッドブルがファステスト・ラップを塗りかえた。フェッテル/5レッドブルとウェバー/6レッドブルの差は1.1秒。ウェバー/6レッドブルは3位のロズベルグ/4メルセデスに7.7秒の差を付けている。