メルセデス、別格の速さで完全復活!?–日本GP予選

2015F1GP第14戦日本GPの予選が、三重県の鈴鹿サーキットで行なわれ、ロズベルグ+メルセデスがポールポジョンを獲得した。
前戦のシンガポールで不調を囲ったメルセデスの強さが復活し、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグのポールポジョン合戦が注目されたが、終盤、最後のアタックに出たハミルトンを尻目に、クビアト+レッドブルがヘアピンへのアプローチで激しくクラッシュ。ドライバーは現代F1GPの安全レベルを証明するように無事だったが、そこで赤旗が提示され、セッションは終了、ロズベルグの、今シーズン2回目、F1通算17回目のポールポジョンが決まった。
ハミルトンは、1回目のアタックで、ヘアピン進入区間でのタイヤをロックさせて白煙を上げたことでロズベルグに0.06秒ほど遅れたが、結果としてそれが勝負を決定づけた。
3番手には、ウィリアムズのバルテリ・ボッタスが食い込んだ。メルセデスとウィリアムズ以下の差は大きいが、逆に3位以下が拮抗したタイム差で続き、レースを楽しみなものにしている。
また、凱旋帰国で活躍が期待されたマクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが、パワーユニットの能力を問われる鈴鹿サーキットでQ2進出を果たしたが、Q2は14番手でQ3進出はならなかった。僚友のジェンソン・バトンは、運が味方せず、Q1でノックアウトされた。
明日の決勝レースは、14時にスタート、53周後のゴールをめざして熱戦を展開する。
◆日本GP予選結果
1. ロズベルグ+メルセデス
2. ハミルトン+メルセデス
3. ボッタス+ウィリアムズ
4. フェッテル+フェラーリ
5. マッサ+ウィリアムズ
6. ライコネン+フェラーリ
7. グロジャン+ロータス
8. リカルド+レッドブル
9. ペレス+フォースインディア
10. クビアト+レッドブル
11. フルケンベルグ+フォースインディア
12. サインツ+トロロッソ
13. マルドナド+ロータス
14. アロンソ+マクラーレン・ホンダ
15. フェルスタッペン+トロロッソ
16. バトン+マクラーレン・ホンダ
17. エリクソン+ザウバー
18. ナッセ+ザウバー
19. スティーブンス+マノー・マルーシア
20.ロッシ+マノー
Photo by MERCEDES AMG PETRONAS Formula One Team / DAIMLER




