“チャンスがある”とフェッテル–ロシアGP初日トピックス
フリー走行1のベストタイムはフルケンベルグ+フォースインディア。
2015F1GP第15戦 ロシアGPが開幕し、初日に2回のフリー走行が行なわれた。
雨が残ったウェット路面で始まったフリー走行1。ソチの初のウェット走行となったが、フルケンベルグ+フォースインディアが最速タイムを記録。
午後のフリー走行2は、弱い雨の中で始まり、徐々に強まる雨足の中で、20台中11台だけが走行したが、フリー走行1、2とも、コンディションが変化し、戦況を判断できる動きは見いだせなかった。
今回でF1GP250戦目を迎えるフェルナンド・アロンソのマクラーレン・ホンダは、パワーユニットを4トークンを払って改善した2015最終バージョンを投入。午後には鈴鹿で使ったパワーユニットに載せ替えを行なった。
新型のパワーユニットは、アロンソ用だけが投入され、アロンソは、”うまく機能している”とコメント。今回は1基のみ完成してアロンソ車に搭載されたが、ジェンソン・バトン用には、次のアメリカGPで供給される模様。
◆フェラーリに活路?!
今回の話題は、メルセデスの会長であるニキ・ラウダの言葉にあるように、ソチのコース状況が、メルセデスが苦戦したシンガポールに似ているところか。
ソチもシンガポールも、海岸沿いにあり、どちらも現在のサーキットの名工ヘルマン・ティルケが設計し、同じようにフラットなアスファルト路面を持つ。
そうした状況からラウダは、”楽な週末にはならない”とコメントし、それを受けるように、フェッテル+フェラーリ が、”今週末はチャンスがある”と期待をあおっている。
◆フリー走行1結果(カッコ内は周回数)
1. フルケンベルグ+フォースインディア(11)
2. ロズベルグ+メルセデス(15)
3. フェッテル+フェラーリ (15)
4. ペレス+フォースインディア (11)
5. リカルド+レッドブル(10)
6. サインツ+トロロッソ(13)
7. ハミルトン+メルセデス(10)
8. ボッタス+ウィリアムズ(13)
9. フェルスタッペン+トロロッソ(13)
10. ライコネン+フェラーリ(16)
11. バトン+マクラーレン・ホンダ(12)
12. マッサ+ウィリアムズ(13)
13. ナッセ+ザウバー(16)
14. アロンソ+マクラーレン・ホンダ(9)
15. マルドナド+ロータス(9)
16. クビアト+レッドブル(9)
17. パーマー+ロータス()
18. メルヒ+マノー12
19. エリクソン+ザウバー(12)
20. スティーブンス+マノー(6)
◆フリー走行2結果(カッコ内は周回数)
1. マッサ+ウィリアムズ(6)
2. フェッテル+フェラーリ (8)
3. ボッタス+ウィリアムズ(8)
4. フェルスタッペン+トロロッソ(7)
5. アロンソ+マクラーレン・ホンダ(12)
6. クビアト+レッドブル(6)
7. サインツ+トロロッソ(7)
8. バトン+マクラーレン・ホンダ(8)
以下、連続周回がなく、ラップタイムなし
9. ロズベルグ+メルセデス(6)
10. エリクソン+ザウバー(3)
11. ハミルトン+メルセデス(3)
12. ペレス+フォースインディア(3)
13. フルケンベルグ+フォースインディア(1)
14. リカルド+レッドブル
15. ライコネン+フェラーリ
16. グロジャン+ロータス
17. ナッセ+ザウバー
18. マルドナド+ロータス
19. スティーブンス+マノー
20. メルヒ+マノー
Photo by Force India F1 Team