イギリスGP フリー走行2 序盤
<14時00分>
気温は27℃に上がっている。路面温度は43℃。熱帯のような気候の中で、フリー走行2が始まった。
“YAMAMOTO”の名が、21イスパニアのドライバーとしてモニターに並んでいる。この瞬間に、左近が、少なくとも今回、レースに復帰することが明確になった。
<14時02分>
ディ・グラッシ/25ヴァージンがいきなり連続走行に入る。
<14時04分>
ディ・グラッシ/25ヴァージンがマークしたのは、1分40秒542。すぐに、グロック/24ヴァージン、ペトロフ/12ルノーがタイムを更新する。
まだ、コースに出ているのは半数だけだが、場内に活気出始めた。
<14時06分>
左近/21イスパニアが、1分40秒035からタイムを記録し始める。バトン/1マクラーレンが1分35秒台でトップに立ったが、即座にペトロフ/12ルノーがそのタイムを更新。さらにクビツァ/11ルノーが1分33秒台に駒を進めた。
<14時08分>
バリチェロ/9ウィリアムズがトップに立った。左近/21イスパニアは、1分38秒台に入れた。
<14時11分>
セクターの区間ベストは、それぞれ、バトン/1マクラーレン、アロンソ/8フェラーリ、クビツァ/11ルノー。バトン/1マクラーレンがさらにセクター1のベストタイムを更新する。
小林可夢偉/23ザウバーは、確認のための1周をこなしただけでピットにいる。チームメイトのP.デ・ラ・ロサは、1分34秒台で9番手。トップは、バリチェロ/9ウィリアムズの1分33秒058。
<14時14分>
ハミルトン/2マクラーレンが、セクター1でチームメイトのJ.バトンの記録を上回り、そのままペースを護ってセクター2をクリアーするが、5番手のまま。アロンソ/8フェラーリがトップに出た。唯一の1分32秒台だ。
<14時16分>
フェラーリの2台だけ1分32秒秒台。小林可夢偉/23ザウバーは、まだ、連続周回に入っていない。
1分38秒507で17番手にいる左近/21イスパニアとチームメイトのK.チャンドックの差は、7/100秒。
<14時18分>
小林可夢偉/23ザウバーの他に、フェッテル/5レッドブル、ロズベルグ/4メルセデス、フルケンべルグ/10ウィリアムズが連続周回に出ていない。
<14時20分>
ウェバー/6レッドブルがセクター1、2と区間ベスト。セクター3も一番時計で、最速ラップの1分32秒118を記録した。M.ウェバーは、さらにペースを上げるが、セクター3でタイムロス。しかし、さらに次の周のセクター1で区間ベストを塗りかえている。
セクター1には、”リズムとマシンの安定性が重要”という高速S字区間ベストが含まれている。M.ウェバーのタイムは、レッドブルRB6のポテンシャルを証明していることになる。
<14時24分>
ウェバー/6レッドブルは、タイムを1分31秒に入れて圧倒的なトップ。同じマシンに乗る2番手のS.フェッテルにコンマ5秒以上の水をあけている。そのフェッテル/5レッドブルは、3番手のロズベルグ/4メルセデスよりもコンマ3秒以上速い。
<14時27分>
唯一、小林可夢偉/23ザウバーだけが連続周回のタイムを記録していない。
<14時29分>
イスパニア・レーシングからリリースが出た。概要は、以下の通り。
「イギリスGPの決勝に山本左近を起用する。また、B.セナについて噂が出ているが、彼はチームの一員であり、今シーズンの今後のレースを継続してドライブすることに変わりはない」。