◆ヨーロッパGP 木曜記者会見 ペドロ・デ・ラ・ロサ
Q. 地元での2戦目になりますが、それぞれ意気込みをお願いします。
ペドロ・デ・ラ・ロサ(以下、デ・ラ・ロサ) スペインのファンの前で走る2度目の機会だ。バルセロナでは完走できなかったから、今回はゴールにたどり着いて、できればポイントを獲りたい。2回も失敗に終るのは御免だからね。
Q.あなたも、チームメイトもここでレースをした経験がありませんが、コースはすぐ憶えられそうですか?
デ・ラ・ロサ: 問題ないだろう。金曜には1時間半のセッションが2回あるから、コースを憶えるには十分さ。1回目はだいぶ路面が汚れていてセッティングを進めることができないから、自分の走りに集中できる。そして午後から、土曜と日曜に備えて作業をはじめることになるだろう。初めてのサーキットを走るのは、楽しいものだしね。
Q.これまでのところ苦しい戦いが続いていますが、明るい見通しもあるのでしょうか?
デ・ラ・ロサ: もうすぐトンネルを抜けられるだろう。リタイヤが続いて、スタートできないレースもあったし、序盤はたいへんだったけど、完走した2レースは、どちらも最終ラップまでポイントを争っていた。完走さえすれば、ポイントは獲れるだろう。ここまでは、ツキがなかっただけなんだ。
Q.来年のことは決まっているのでしょうか?
デ・ラ・ロサ: 難しい質問だね。まだ判らないんだ。はっきりするまでに、あと2カ月ほどはかかるだろう。少なくとも、F1には残っていたいよ。
【翻訳:Shigehiro Kondo】