◆ヨーロッパGP 木曜記者会見 ハイメ・アルゲルスォリ
Q. 地元での2戦目になりますが、それぞれ意気込みをお願いします。
ハイメ・アルゲルスォリ(以下、アルゲルスォリ) スペインでのレースはいつも楽しみだよ。バルセロナの時もいい感じで走れた。ここは去年も走った最初のレースだから、期待が大きいよ。この週末、どこまでやれるか、今からワクワクしているんだ。
Q.あなたはこのサーキットを経験していますね?
アルゲルスォリ: 初めてのサーキットでレースをするのはたいへんだから、いつもよりハンディキャップが少ない状態で戦えると思う。シミュレーターを使ったし、去年もレースをしたからね。F3でも走ったことがあるんだ。しかもここは地元だから、なおさら心強いよ。
Q. 最近カートに乗ったということですが、その狙いは?
アルゲルスォリ: カートが好きだからさ。カートもF1も、普通のクルマに乗るのも好きだよ。去年は(カートの)ワールドカップにも出たし、今年も走りたいと思っているんだ。F1の合間にイタリアでカートに乗っているし、スペインにもコースがある。F1ドライバーにとっては、最高のトレーニングなんじゃないかな。F1のテストが少ないということもあるから、何かを走らせているのはいいことなんだ。
Q.給油が禁止された結果、全員が同じ重量で走り、レースがより緊迫するという意見がありますが、いかがでしょう?
アルゲルスォリ: 去年とまったく違うことは確かだけど、良くなったかどうかは何とも言えないね。予選と決勝でタイムが5秒も違うのは、燃料の重さとタイヤの消耗が原因だよ。レース中、その違いがなくなったのだから、ドライバーの腕前がより重要ということになる。カナダのように、タイヤの消耗が激しいコースでは、特にそうだろうね。
Q.来年のことは決まっているのでしょうか?
アルゲルスォリ: 次のレースがどうなるかも判らないくらいだ。もちろん、出来ればトロ・ロッソでF1を続けたい。