ヨーロッパGP 決勝 中盤
<14時32分>
セーフティ・カーがピットに逃げてレースが再開した。小林可夢偉/23ザウバーは、バトン/1マクラーレンから逃げている。可夢偉(カムイ=小林可夢偉)のペースはトップ2台よりコンマ5秒ほど遅いが、バトン/1マクラーレンは抜けない。小林可夢偉/23ザウバーの後方には長蛇の列ができているが、正規の3位なので進路を譲る必要はない。可夢偉は、去年のデビュー戦でも次のアブダビでもそうだったが、J.バトンの周囲では、注目のレースをすることになっている(?)。
<14時35分>
フェッテル/5レッドブルがファステスト・ラップを更新した。今週のレッドブル・デュオの序列は、完璧にS.フェッテルが主導権を握っているかっこかうだ。
<14時37分>
ハミルトン/2マクラーレンがファステスト・ラップを更新。
<14時40分>
可夢偉は、フェッテル/5レッドブルとハミルトン/2マクラーレンには確実に置いて行かれているが、後ろのバトン/1マクラーレンは、一端ペースを落して可夢偉との差を開け、タイヤを冷やす作戦に出たか。ラップタイムが可夢偉のコンマ3落ちになった。
<14時43分>
フェッテル/5レッドブルがファステスト・ラップをさらに更新して1分40秒台に入れてきた。
<14時44分>
小林可夢偉/23ザウバーは、安定したペースでレースを進め、タイムを1分42秒台に進め、22周目には、1分42秒077を記録した。
<14時48分>
気温は27℃、路面温度は44℃。フェッテル/5レッドブル、ハミルトン/2マクラーレン、小林可夢偉/23ザウバー、バトン/1マクラーレン、バリチェロ/9ウィリアムズの上位のオーダーは変わらない。小林可夢偉/23ザウバーはもう一度タイヤ交換が待っている。
<14時49分>
ハミルトン/2マクラーレンに、”セーフティ・カー追い越し”のカドでドライブスルーのペナルティが出された。ハミルトン/2マクラーレンは、ファステスト・ラップを更新して先を急ぐが、ドライブスルーは大きな痛手だ。
<14時32分>
コース上にビール瓶が転がっているのが発見された。ハミルトン/2マクラーレンがピットへ。60km/hの制限速度を我慢してドライブスルーの後、小林可夢偉/23ザウバーの直前でコースに戻った。ハミルトン/2マクラーレンは、バトン/1マクラーレンを抑えた可夢偉に感謝すべきかもしれない。
可夢偉は、1分41秒台のトップクラスに準ずるタイムで3番手のままレースを進めている。
<14時56分>
ハミルトン/2マクラーレンの、ドライブスルーを含めたラップの周回タイムは、1分46秒台だった。その前のラップでダッシュすれば、小林可夢偉/23ザウバーの前に出られると読んで、ありったけの力を振り絞って周回した結果、小林可夢偉/23ザウバーの前でレースに戻ることに成功したのだ。
<15時00分>
小林可夢偉/23ザウバーがタイヤ交換を順調にこなしたとすると、何位で戻れるかを計算すると、どうなるか。ハミルトン/2マクラーレンはドライブスルーのロスが6秒ほどだった。タイヤ交換での停止時間は5〜6秒。サポートレースのGP2では13秒ほどロスでコースに戻っていたが、F1はもう少し短いはずだ。うまくすると入賞の可能性が見えてきた。