イギリスGP 決勝 序盤
<12時45分>
イギリスとは信じられない連日の快晴。空は高く、スタンドのテンションは最高潮に達している。
気温は22℃、路面温度は37℃。タイヤにとって超高速シルバーストン・サーキットは厳しい試練を与えるのか。スタートに備えて、全車がグリッドに並んだ。
<13時00分>
全車がフォーメーション・ラップを開始した。
<13時03分>
全車がグリッドに並び、イギリスGPがスタート。スタートを上手く決めたウェバー/6レッドブルがフェッテル/5レッドブルを抜き、最初に1コーナーに侵入する。そこでのウェバーとのバトルでバランスを崩したフェッテルがコースアウトし、大きく後退。
<13時06分>
スタート直後の混乱でタイヤをパンクさせてしまったマッサ/7フェラーリとS.フェッテルがタイヤ交換のためにピットに戻る。3番手スタートのアロンソ/8フェラーリはポジションを5位に落とし、代わりにクビツァ/11ルノーが3位に浮上。
<13時16分>
ウェバー/6レッドブルがハミルトン/2マクラーレンをリードしている。M.ウェバーは、セクター1で区間ベストを記録して”逃げ”の体制。セクター1だけでL.ハミルトンよりコンマ2秒速いペースだ。
ここまでのセクタータイムは、ウェバー/6レッドブル、ウェバー/6レッドブル、ハミルトン/2マクラーレン。
<13時18分>
ウェバー/6レッドブルが、さらにセクター1と2の区間ベストを短縮して、ファステスト・ラップをも更新した。現在、ハミルトン/2マクラーレンとの差は2.6秒に広がっている。
<13時19分>
ディ・グラッシ/25ヴァージンがピットイン。
クビツァ/11ルノー、ロズベルグ/4メルセデス、アロンソ/8フェラーリが接近戦を演じて、レースは10周目に入った。
<13時21分>
10周を終了した時点のオーダーは以下の通り。
1. ウェバー/6レッドブル
2. ハミルトン/2マクラーレン
3. クビツァ/11ルノー
4. ロズベルグ/4メルセデス
5. アロンソ/8フェラーリ
6. バリチェロ/9ウィリアムズ
7. シューマッハ/3メルセデス
8. バトン/1マクラーレン
9. 小林可夢偉/23ザウバー
10.スーティル/14 Fインディア
11.デ・ラ・ロサ/22ザウバー
12.ペトロフ/12ルノー
13.フルケンべルグ/10ウィリアムズ
14.ブエミ/16トロ・ロッソ
15.アルゲルスォリ/17トロ・ロッソ
16.リウッツィ/15 Fインディア
17.トゥルーリ/18ロータス
18.コバライネン/19ロータス
19.グロック/24ヴァージン
20.マッサ/7フェラーリ
21.チャンドック/20イスパニア
22.左近/21イスパニア
23.ディ・グラッシ/25ヴァージン
24.フェッテル/5レッドブル
<13時24分>
アロンソ/8フェラーリ、バリチェロ/9ウィリアムズ、小林可夢偉/23ザウバーがピットイン。それぞれスムーズにタイヤを交換し、可夢偉(カムイ=小林可夢偉)はシューマッハ/3メルセデスの前でレースに戻った。
<13時27分>
ロズベルグ/4メルセデスがファステスト・ラップを記録。ウェバー/6レッドブルとハミルトン/2マクラーレンの2台が別次元のレースを進めている。
<13時28分>
気温は22℃、路面温度は37℃のまま。通常なら、「15〜16周あたりにタイヤ交換は入るのが常套作戦」(ブリヂストン浜島裕英モータースポーツタイヤ開発総括責任者)。その”予言”通り、ハミルトン/2マクラーレンがピットでタイヤを交換した。しかし、レッドブルは、M.ウェバーのピットの準備をしていない。
<13時30分>
アロンソ/8フェラーリとクビツァ/11ルノーが激しい先陣争い。どちらも引かない。