リカルド+レッドブル躍進!!–モナコGP初日トピックス
他のレースより1日早く始まり、金曜日の休日をはさむ独特のスケジュールで、今年もモナコGPが木曜日に火蓋を切った。
狭くて追い越しが基本的に無理なコースレイアウトから、いつもとは違い、予選にテーマを絞ったプログラムが組まれるはずのフリー走行。初日に、今シーズンの流れを変える”異変”が起きた。
午後のフリー走向2で、レッドブルのダニエル・リカルドが、メルセデスをコンマ5秒ほどぶっちぎる最速タイムを記録したのだ。
リカルドが乗るレッドブルは、パワーユニットでメルセデスに差をつけられているが、シャシー性能では絶対的に優位にあるといわれているが、まさしくそれが正しいことを証明するような快走だった。
前戦のスペインで、移籍後初&最年少ウィナーとなったマックス・フェルスタッペンも、ロズベルグ+メルセデスを挟んで、レッドブルを4番手に並べた。
またマクラーレン・ホンダの2台も、午前中にマンホールのフタがロズベルグのタイヤのグリップに蹴り上げられて外れるトラブルに見舞われたが、午後には合計で89周クリアし、限られた時間を有効に使い、ジェンソン・バトンが10番手、フェルナンド・アロンソが12番手のタイムを記録して、予選のQ3進出に向けて期待を高めた。
◆2016F1GP第6戦モナコGPフリー走向3結果
1. リカルド+レッドブル
2. ハミルトン+メルセデス
3. ロズベルグ+メルセデス
4. フェルスタッペン+レッドブル
5. クビアト+トロロッソ
6. サインツ+トロロッソ
7. ライコネン+フェラーリ
8. ペレス+フォースインディア
9. フェッテル+フェラーリ
10. バトン+マクラーレン・ホンダ
11. フルケンベルグ+フォースインディア
12. アロンソ+マクラーレン・ホンダ
13. グティエレス+ハース
14. ボッタス+ウィリアムズ
15. グロジャン+ハース
16. マッサ+ウィリアムズ
17. マグヌッセン+ルノー
18. エリクソン+ザウバー
19. パーマー+ルノー
20. ナッセ+ザウバー
21. ハリアント+マノー
22. ウェーレイン+マノー
Photo by Red Bull Racing / Getty Images/Red Bull Content Pool