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ベルギーGP 決勝トップ3記者会見 ロバート・クビツァ

3位 ロバート・クビツァ

Q.今期3度目の表彰台おめでとうだざいます。2回目にピット作業を行ったとき、何があったんですか?
ロバート・クビツァ(以下、クビツァ)
いいレースだったし、最初のピット作業は完璧だった。2番手につけて、雨が降り始めた時にはルイス(・ハミルトン)がコースを外れて、差を詰めることもできた。ところが、ピットに入る時にステアリングのスイッチを操作していて、停止場所を過ぎてしまったんだ。ぶつかってしまったメカニックに何もないといいんだけど・・・。自分のミスで2位を失ってしまったけれど、これもレースだよ。

Q.これからも、この調子を維持していけそうですか?
クビツァ:
モンツァは予測できない難しいレースになりそうだね。ダウンフォースのレベルがこことはまったく違うし、Fダクトも使わないと思う。そのあと、遠征が続くけれど、シンガポールは僕たちに有利だと思う。とにかく、重要なのは全力でマシンの開発を続けて、それを来年に活かすことだろう。

Q.序盤、(ジェンソン・)バトンと(セバスチャン・)フェッテルには、少し水を明けられていたようですが?
クビツァ:
とにかく、難しいコース・コンディションだった。2周目にオー・ルージュを上っていた時、ルイスがすこしアウトへ孕んでいたんだ。こちらはクリッピング・ポイントにしっかりついて、続くストレートで前へ出ようと思っていたんだけれど、運悪く上りでコントロールを失いかけてしまったよ。最初に左、それから右と蛇行して、コースアウトしなかったのが不思議なくらいだった。そのあと、ジェンソン(・バトン)に抜かれたんだ。セーフティ・カーがいなくなった直後、グリップが落ちていていたから、1コーナーでフロントとリヤを順にロックさせてしまったんだ。そのために立ち上がりの態勢が悪くなって、セバスチャンに先を越されてしまったよ。たぶんペースはそのあとも僕の方が速かったと思う。それで、前の二人がクラッシュしたあとは、順調に走ることができたんだ。

Q.今回のレースをふり返って、どうだったのでしょう?
クビツァ:
みんな、僕たちがここで、こんなに良い戦いをするとは思っていなかっただろうね。どのセッションでも、ずっとトップ5に入っていたし、今日もいいペースで走り続けることができた。自分のミスで2位の座を棒に振ってしまったのが残念だけどね。タイヤを交換するときにはフロント・ウイングの角度を調整しておかなければならなくて、それに気を取られて停止場所を間違ってしまったんだ。ピットレーンも滑りやすくて、急停車しようとして、ホイールをロックさせたんだ。おかげで、せっかくの2位を明け渡すことになったよ。いろいろな面で難しいレースだったけれど、ずっと速いペースを維持することができたんだ。3番目のグリッドからスタートして3位なら、まずまずの結果だよ。もちろん幸運な面と不運な面があったけれど、総合的に見て良いレースだったと思う。

【翻訳:Shigehiro Kondo】
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