イタリアGP フリー走行3 終盤
<11時41分>
ウェバー/6レッドブルがコースサイドにマシンを停めた。昨日の「水圧低下によるストップ」に続くトラブル。M.ウェバーはコクピットを出て歩いてパドックに戻らざるを得ず、闘いを厳しくした。
<11時44分>
小林可夢偉/23ザウバーは14番手。デ・ラ・ロサ/22ザウバーは18番手。「意外に高速ではない」モンツァに、”低速コーナーが苦手”のザウバーの二人は手を焼いている。
<11時46分>
気温は23℃、路面温度は28℃に上がった。
<11時47分>
セクタータイムは、ロズベルグ/4メルセデス、ウェバー/6レッドブル、ウェバー/6レッドブル。メルセデスのセクター1の速さには、R.ブロウンの”秘策”があるのかもしれない。
金曜日のデータから、メルセデスは、セクター1と2が速いが、それに比べてセクター3が遅かった。セクター3は抜くに抜けない。そして、パワフルなメルセデス・エンジンを持っている。ならば、ダウンフォースを付け目にして、セクター1とセクター2を重視するセッティングにしておけば、抜かれることもなく、タイヤにも負担を掛けないクルマに仕上がる。優勝戦線に加われないことを悟った知将ならではのコンセプトでモンツァを戦っているのではないだろうか。
<11時49分>
M.ウェバーがパドックに戻ってきた。
<11時51分>
左近/20イスパニアは、チームメイトのB.セナの0.9秒落ち。最後尾だが、その差をわずかずつ縮めている。
<11時53分>
予選シミュレーションが始まった。2台のメルセデスと左近/20イスパニアを除く全員がコースに出ている。
<11時54分>
メルセデスの2台ともコースインした。左近/20イスパニアとリウッツィ/15 Fインディアだけがピットにいる。
<11時55分>
アロンソ/8フェラーリがトップタイムを記録、J.バトンとL.ハミルトンのマクラーレン・コンビを引き連れている。
<11時56分>
小林可夢偉/23ザウバーは14番手、デ・ラ・ロサ/22ザウバーは18番手のままだ。
セクタータイムは、マッサ/7フェラーリ、バトン/1マクラーレン、アロンソ/8フェラーリが区間ベスト。
<11時57分>
ハミルトン/2マクラーレンがセクター1と2を自己ベスト、セクター3で区間ベストを記録してトップに立った。アロンソ/8フェラーリとマッサ/7フェラーリが続いている。
<11時58分>
小林可夢偉/23ザウバーは、14番手のままだが、トップとのタイム差は1.5秒。想定されたより等は大きくない。
<12時01分>
チェッカード・フラッグが振られた後の最後のラップで、フェッテル/5レッドブルがハミルトン/2マクラーレンに次ぐ2番手に上がってきた。”宿敵”M.ウェバーはマシンを停めている。ハミルトン/2マクラーレンとの差は僅かに0.047秒。このシチュエーションにS.フェッテルがどう対応するのか。予選が見物になってきた。もちろん、そこをベースにした決勝レースの展開も、話題豊富なものになりそうだ。