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イタリアGP 決勝トップ3記者会見 フェルナンド・アロンソ

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優勝フェルナンド・アロンソ

「今日の優勝に比べられるものがあるとしたら、2006年に僕の地元スペインGPで勝ったことだけだね。素晴らしいとしか言いようがない。レース自体、すごくタフな展開だったしね。スタートからして、とてもかなわなかった。その後もジェンソン(・バトン)は完璧なドライビングに終始して、本当に手強かったよ。でもチームは今回も、本当にいい仕事をしてくれた。首位を奪い返せたのは、あの非の打ち所のないピット作業のおかげさ。ガレージのみんなが、ジェンソンを抜いたんだ。ジェンソンが先にピットに向かった時、すぐに考えたのは僕らがいつ入るかということだった。すぐ彼に続くか、1周待つか。即座に正しい決断を下す必要があったけれど、僕らは結果的にもう1周必死にプッシュして、あとはメカニックに任せることにした。その周回のペース自体は、まあまあというところだね。ピット作業だよ。本当に素晴らしかったのは」。

「今日のような結果を手に入れれば、誰だって最高のモチベーションを感じるさ。そして今まで以上に頑張って、タイトルを奪い返そうという気持ちになるものだよ。今年のポイントシステムでは特に、ひとつのレースの出来不出来が、チャンピオンシップの行方に大きく影響してしまう。だからこそ、平常心を保ち続けることが大事なんだと思う」。

「今日は僕らにとって最高のレースだったし、スパは最悪だった。残り5戦では、安定した成績を残すことを何より心がけないとね。全戦で表彰台に上がることが、最低条件だよ。それがタイトル奪回のカギになる。そうはいっても、火曜日まではマラネロで、みんなと心ゆくまでこの勝利を味わうつもりだよ」。

【柴田久仁夫】
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