日本GP フリー走行3 終盤
<11時32分>
多くのチームが走行を控えているのは、ウェットタイヤ温存しているのか、それとも、コンディションが悪すぎるのか。各ドライバーには、インターミディエイト4セット、ウェット3セットが与えられ、これで、フリー走行からレースのすべてを賄う必要がある。
<11時39分>
フェッテル/5レッドブルがコクピットで目を閉じて瞑想中。リウッツィ/15 Fインディアは、メカニックと談笑している。左近はコクピットを降りてこちらもメカニックと和やかに語り合っている。
<11時41分>
雨合羽を着て待ちわびる観客の前に、ブエミ/16トロ・ロッソが登場、周回を始めた。トロ・ロッソは、一昨年のイタリアGPの雨のレースを、S.フェッテルの手で勝っている。夢を再び、を目指して、雨のレースを想定して、積極的にデータ収拾に務めているのかもしれない。
<11時44分>
ブエミ/16トロ・ロッソが、シケイン立ち上がりでスピン。深い水たまりに足をすくわれた。雨は強まっている。
<11時45分>
悪化するコンディションの中で、クビツァ/11ルノーがピットを後にした。
<11時47分>
クビツァ/11ルノーは、1周しただけでピットに戻った。
<11時55分>
ハミルトン/2マクラーレンがコースに出た。相変わらず、大きな雨粒が車載カメラのレンズを叩いている。
<11時57分>
ハミルトン/2マクラーレンは、シケイン立ち上がりで一瞬振られるマシンをコントロールして、ピットに戻った。
1時間のフリー走行で、周回タイムを刻んだのは、アルゲルスォリ/17トロ・ロッソとグロック/24ヴァージンだけとなった。観客席は、冷たい雨の中で、じっと待つだけのフリー走行になった。
<12時00分>
チェッカード・フラッグが振られた。
<12時04分>
アルゲルスォリ/17トロ・ロッソとブエミ/16トロ・ロッソが2台並んでゆっくりとコースを確認。1周してメイン・ストレートに戻り、スタート時のマッピング・プログラムを行い、ゆっくりと、ピットに戻るための周回に向かった。
気温は20℃のままだが、路面温度は19℃に下がっている。