マレーシアGP 予選トップ3記者会見 セバスチャン・フェッテル
◆予選3位 セバスチャン・フェッテル
セバスチャン・フェッテル
「午前中のマシンには満足していたよ。昨夜のうちに大きく前進したんだと思う。今日は大混乱の予選だったね。結局、一番大切なことは無事に次のラウンドに進めることで、僕たちはそれをやったし、堅実だった。マーク(・ウェバー)は今日ポーカーフェイスで、適切な時に正しい判断をしたね。実は、予選3回目をインターミディエイト(レインとドライの中間のタイヤ)で行くことは少しリスクがあると思ったんだ。ほとんどの人がウェットを履いていたしね。今思えば、判断は正しかった」。
「メルボルンでのトラブルの原因? これは説明するのが難しいよ。最初はブレーキの故障だと思ったから、レースの直後にそう言ったんだ。でも、そのあとにブレーキ関連じゃないことが分かったんだ。ブレーキはきちんと動いていて、ブレンボは良い仕事をしてくれた。先週、日曜に言ったことは、申し訳なかったよ。でも、基本的に、ホイールにパワー、もしくはトルクを伝達する力を失ったせいみたいなんだ。みんなも知っているように、いたるところに制御装置があるからね。クルマについている4本のホイールそれぞれにもある。マシンを止めることにも、すべての制御装置に頼っているんだ。それで、左前のホイールで、さっき言ったように、トルクを伝達する力を失ったんだよ」。
【翻訳:Akiko Samesima】