マレーシアGP 決勝トップ3記者会見 セバスチャン・フェッテル
◆優勝 セバスチャン・フェッテル
「序盤2戦では望んだ結果が得られなかったから、今日の優勝は本当にうれしいよ。こういう状況では、パニックに陥らず、普段通りリラックスすることが何よりも重要だ。レースでは自分のペースを守り、タイヤをできるだけいたわる。その通りの戦いができたことを、僕はすごく誇りに思う」。
「とにかく、ホッとしてるよ。(大きなゲップをしてしまい)おっと、失礼。表彰台で、シャンペンを飲み過ぎてしまったみたい(笑)。とにかくうれしかったからね。今日のレースは、スタートがすべてだった。1コーナーまでにニコ(・ロズベルグ)をかわして、マークのスリップに付いた。そしてうまくインを刺したけど、マークも一歩も譲らなかった。すごくフェアな戦いができたよ。その後はマークの方がペースが速かったけど、僕はタイヤをいたわることに専念したんだ。そしてハードタイヤに換えてからは、安心して攻め続けられた。でもマークもまったく手をゆるめない。僕より速いタイムを連発してたから、彼とのギャップをさらに広げようと頑張ったんだ」。
「シーズンは始まったばかりだけど、3戦目で勝てたことは本当に大きい。それにマークが2位に入ったことも、チームには最高の結果だ」。
【柴田久仁夫】