マレーシアGP 決勝トップ3記者会見 マーク・ウェバー
◆2位 マーク・ウェバー
「スタート前のグリッドでクリスチャン・ホーナー代表と話した時、”二人に任せる”と言ってくれたんだ。だから僕らは、自分たちの裁量で戦った。スタートではちょっとホイールスピン量が多くて、セブ(フェッテルの愛称)にすぐに後ろに付かれた。1コーナーのブレーキングは本当に限界ギリギリの、きわどいものだったね。2コーナーの立ち上がりは僕の方が優位に立ったんだけど、前に出ることはできなかった。セブとのバトルは、4コーナーまで続いたよ。こんなふうにオープンに戦える僕らのチームは、本当に素晴らしい。セブとはいっさいの妥協なしにやり合ったし、その結果彼が勝った。今日の勝利は、セブにこそふさわしいよ」。
「ホイールナットが外れなかった時は、永遠の長さに感じたね。今年のピット作業はあっという間なだけに、よけいそうだった。ひたすら待って待って、ようやくコースに出て行ったら、(ルイス・)ハミルトンの後ろだった。でもすぐに本来の位置に復帰できて、あとはひたすらチェッカーを目指すだけだった」。
「今週末の僕らのクルマは、本当に速かった。特に予選では、あのむずかしいコンディションでも、2台揃って素晴らしい走りができたしね」。
【柴田久仁夫】