中国GP 予選 トップ3記者会見 マーク・ウェバー
◆予選2位 マーク・ウェバー
Q.チームメイトに4分の1秒遅れという結果を、どう思いますか?
マーク・ウェバー(以下、ウェバー) 「いつもどおり、予選を通じて互いに競り合いながらペースを上げていった。最後にセブ(フェッテルの愛称)が頑張ったということさ。僕も全力をつくしたけど、届かなかった。常に上を目指しているけれど、やはり落ち着くところに落ち着くんだ。今日はセブの方が速かった。それに、フロントローなら問題ないだろう。フリー走行から、ずっと順調だった。飛行機の問題もあって、このレースは準備を整えるだけでたいへんだった。ミルトンキーズの工場も、ルノーも全力でマシンの改善に取り組んでいる。そしてドライバーも互いに切磋琢磨しているというわけだ。今はチームがよく機能しているから、この状態を保つことが大切なんだ。明日は長いレースになるだろう。終ったら、白髪が増えているかもしれないよ」。
Q.タイヤの違いを指摘していましたが、明日もその影響があるでしょうか?
ウェバー 「ここでは、タイヤの性能が少し違うかもしれない。別のサーキットなんだから、すこしずつ理解を深めていく必要があるんだ。昨日は特にタイヤの違いを感じたね。結局はタイヤの問題ではなかったのかもしれない。明日のレースは部分的にドライということもあり得る。結局、タイヤの性能はこれまでと変らないかもしれないよ」。
Q.メルセデスが迫って来なかったことに驚きませんでしたか?
ウェバー 「意外ではなかった。去年からそうだけど、向こうは金曜に目立つようなやり方をしているからね。初日、すごく速くでも土曜はね。そんなに大差がついているわけではないけれど。それより、フェルナンド(・アロンソ)や2台のマクラーレンに勝てたことの方が驚きだった。たぶん、何か問題があったんだろう」。