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モナコGP 予選トップ3記者会見 ロバート・クビツァ

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◆2位 ロバート・クビツァ

Q.終了直前までQ3の主導権を握っていましたが、かなり攻めたのでしょうか?
ロバート・クビツァ(以下、クビツァ): チームはよくやってくれた、僕も頑張ったよ。Q3に向けてタイヤを温存して、最初は多めに燃料を積んで走り出したんだ。最後の周は理想どおりの走りができなかったから、本当はもうすこしタイムを伸ばせたと思う。コースの混雑など、何が起るか判らないから、1周目から飛ばしていったんだ。マーク(・ウェバー)がコンマ2秒ほど上で、そのあとどこまでペースを上げるか読めなかったから、とにかく全力でいったよ。2周目のセクター1はいちばん速かったと思うけど、途中でタイヤが消耗してしまったんだ。これまでのところは非常に順調だよ。接戦だったから、もちろんポール・ポジションを獲りたかったけど、2位ならじゅうぶんだろう。

Q.もうすこしでポール・ポジションでしたが、レッドブルに抜かれると予想していましたか?

クビツァ: バルセロナでは1.5秒も水をあけられていたのだから、今回はあまりにも順調で驚いたほどだよ。もちろん、一夜にして完全に状況を変えるわけにはいかないよ。逆転されたのは残念だけど、結果は上々だし、ルノーにとっても素晴らしい一日になったよ。5カ月前には存続さえ危ぶまれていたチームがモナコでフロントローに並べたのは、スタッフ全員の努力のたまものさ。

Q. 木曜にはバランスの問題を指摘していましたが、解決したのでしょうか?

クビツァ: そうでもない。マシンの感覚は2日前と同じだよ。今朝、少しはよくなったけど、レースに向けていくつかセッティングを変更するよ。レースでは多くの燃料を積んでスタートするから、底突きしないように、車高を少し上げていたんだ。それが予選では、いくらかマイナスに働いていたんだろうけど、決勝では有利な材料になるはずさ。

Q. 予選はQ1が厳しいと言われていましたが、どうだったのでしょう?
クビツァ: そんなことはなかったよ。1周でタイムが出て、もういちど走ったのはコースの状態がどう変っているか確認するためだったんだ。Q1とQ2はかなり順調だったと思うよ。

Q. レースでは、レッドブルのふたりといい戦いができるでしょうか?

クビツァ: モナコは特別で、どれだけ速く走るかということよりも、無事にゴールできるかどうかが重要なんだ。ピットに出入りするタイミングやコースの混雑に出合うかどうかも勝敗を分けるだろう。タイムが1秒速くても遅くても、それほど大きな違いはないんだ。それよりもピットにタイミングよく入って、邪魔されないよう他のマシンの前でコースに戻ることが大切なんだ。

Q.グリップのよくない側(グリッド)からスタートすることになりますが?

クビツァ: どれほど影響があるかは、はっきり判らないよ。シーズン始めからスタートは悪くなかったけど、バルセロナでは上手くいかなかったんだ。スタートで順位を上げようと思っていたのに、返って下ってしまったよ。モナコは1コーナーまでの距離があまりないことが救いだね。路面の状態でどう変るかは、やってみないと判らない。今から心配しても仕方がないよ。

Q.ポール・ポジションを獲れなくて残念でした。何かミスがあったのでしょうか?
クビツァ:  れることはやったから、結果は気にしていないよ。全力で走っていれば、小さなミスは常にあるものさ。今日の結果は、僕自身にとってもチームにとっても上出来だった。

【翻訳:Shigehiro Kondo】
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